Lane / Marriott - Majic Mijits
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Lane / Marriott - Majic Mijits

昔ほどじゃないけど色々と漁ってると色々なモンに出会えるのはやっぱり楽しい。漁る時代も昔みたいに70年代だけでいいや、ってならないから広くなりすぎて抜けるのが多いんだけどそのヘンは焦らず何かとフォローしていくみたいな感じ。まぁ、リアルタイム性に欠けるってのはあるけど、別に無くなるもんでもないしいいかと(笑)。ホントはいつもそんな連中と酒飲みながら会話してればもっといろいろな情報があったりするんだろうけど、なかなかそうも時間が許さない年頃になってきてるのかなぁ、でも12月ってそういうの多くなるから機会はたくさん持てるだろう…いや、そうなるんだろう(笑)。
ロニー・レインとスティーブ・マリオットが一緒にやった幻のセッションアルバム「Majic Mijits」。…って何のこっちゃ?って最初思ったんだよね。そもそもSmall Facesの二人なんだから…とかそんな風に思っちゃったワケ。ところが紐解いてみればスティーブ・マリオットがハンブル・パイ再結成後も疲れ果てて英国に戻って新しいバンド組んでる時にロニー・レインの難病の事を聴いて一緒にアレコレやってたら盛り上がっちゃってね、結局それぞれ持ち寄った曲を一緒のアルバムに入れてちょっとだけライブやって、みたいになったらしい。結局諸般の事情でお蔵入りになっちゃったんだけど、その発掘音源ってことで今やふたりとも天上の人なワケだし、こういうのは一体誰が儲かるんだろうか?なんてのも思うけど聴けるだけ幸せと思っておいた方が良いか。
それぞれの曲をそれぞれが歌ってるので昔みたいに融合性の高い面白さってのはないけどやっぱり引き締まるのかな、良い空気感が場を占めているのが分かる。個人的にはスティーブ・マリオットの方が好きだからそっちに気持ちが入るんだけど、それがまたロニー・レインがいるからなのかかなりライブのSmall Facesに近い感覚でさ、曲なんてこの歌声をもってすればどうとでもなっちゃうんだからそういう雰囲気とかムードみたいなのが一番なんだろうよ、マリオットには。ロニー・レインの曲はいつものように優しいのが多くてね、それもまた人の心としての想いだしさ、そんな二人の大人になった心意気が詰め込まれた傑作って言っていいんじゃないかな。こういうのをお蔵入りにしていたレコード会社ってのは如何に音楽を商品としてしか見ていないかってのがよくわかる。良い物をリリースしようって思うならもっと早くさっさとリリースされていたはずだしね。しかもツアーに出なきゃ契約しない、って…ロニー・レインのあの難病を知ってて言ってたんだろうけどさ、全く…、なんて余計な所に腹を立ててしまったものだ。作品はホント、最高。今回のリマスターDX盤「Majic Mijits -Remast-」も楽しみだね。

昔ほどじゃないけど色々と漁ってると色々なモンに出会えるのはやっぱり楽しい。漁る時代も昔みたいに70年代だけでいいや、ってならないから広くなりすぎて抜けるのが多いんだけどそのヘンは焦らず何かとフォローしていくみたいな感じ。まぁ、リアルタイム性に欠けるってのはあるけど、別に無くなるもんでもないしいいかと(笑)。ホントはいつもそんな連中と酒飲みながら会話してればもっといろいろな情報があったりするんだろうけど、なかなかそうも時間が許さない年頃になってきてるのかなぁ、でも12月ってそういうの多くなるから機会はたくさん持てるだろう…いや、そうなるんだろう(笑)。
ロニー・レインとスティーブ・マリオットが一緒にやった幻のセッションアルバム「Majic Mijits」。…って何のこっちゃ?って最初思ったんだよね。そもそもSmall Facesの二人なんだから…とかそんな風に思っちゃったワケ。ところが紐解いてみればスティーブ・マリオットがハンブル・パイ再結成後も疲れ果てて英国に戻って新しいバンド組んでる時にロニー・レインの難病の事を聴いて一緒にアレコレやってたら盛り上がっちゃってね、結局それぞれ持ち寄った曲を一緒のアルバムに入れてちょっとだけライブやって、みたいになったらしい。結局諸般の事情でお蔵入りになっちゃったんだけど、その発掘音源ってことで今やふたりとも天上の人なワケだし、こういうのは一体誰が儲かるんだろうか?なんてのも思うけど聴けるだけ幸せと思っておいた方が良いか。
それぞれの曲をそれぞれが歌ってるので昔みたいに融合性の高い面白さってのはないけどやっぱり引き締まるのかな、良い空気感が場を占めているのが分かる。個人的にはスティーブ・マリオットの方が好きだからそっちに気持ちが入るんだけど、それがまたロニー・レインがいるからなのかかなりライブのSmall Facesに近い感覚でさ、曲なんてこの歌声をもってすればどうとでもなっちゃうんだからそういう雰囲気とかムードみたいなのが一番なんだろうよ、マリオットには。ロニー・レインの曲はいつものように優しいのが多くてね、それもまた人の心としての想いだしさ、そんな二人の大人になった心意気が詰め込まれた傑作って言っていいんじゃないかな。こういうのをお蔵入りにしていたレコード会社ってのは如何に音楽を商品としてしか見ていないかってのがよくわかる。良い物をリリースしようって思うならもっと早くさっさとリリースされていたはずだしね。しかもツアーに出なきゃ契約しない、って…ロニー・レインのあの難病を知ってて言ってたんだろうけどさ、全く…、なんて余計な所に腹を立ててしまったものだ。作品はホント、最高。今回のリマスターDX盤「Majic Mijits -Remast-」も楽しみだね。
Steve Marriott & Ronnie
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