Ian McLagan - Troublemaker

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Ian McLagan - Troublemaker (1979)
トラブルメイカー(紙ジャケット仕様)

 立て続けに聴いた訃報に驚いたのがこの人、イアン・マクレガン。ストーンズ絡みで続いているんで益々そんな時代になってきたんだろうなと一抹の寂しさを些か感じた次第。そりゃま、自分の年齢振り返ってみたってそう思うワケだし、ブログ書いてるだけでもそんだけ経ってるワケだから時間は確実に経過しているんだしね。そういえば昔誰かが「人間は生まれた時から平等じゃない、平等なのは時間だけだ」なんて言ってたな。その時間の中で何をしていくかが人間だ、みたいな。ごもっともなお話でして…さて自分は?なんてことは考えずに進めよう(笑)。

 イアン・マクレガン最初のソロアルバム「Troublemaker」は1979年にリリースされている。元々Small Face〜Facesの流れでストーンズあたりとも絡んでいく人なのでソロアルバムって必要性がほとんどなかったんだろうな。だから全然リリースすることもなくセッションしていたみたいだけどそこら辺の仲間にそそのかされてなのか、この1979年に初めてのソロアルバムをリリースしてみて蓋を開けたら随分とR&Rとレゲエチックなソリッドな作品でホントにイアン・マクレガン?って見直してしまう人も多かったんじゃない?それくらいに作品としてきちんと立っているアルバムで、単なるソロアルバムって感じじゃないんだよね。参加してるメンツもメンツだから…そうそうボビー・キーズも参加してるしロン・ウッドとかね、やっぱメンツは凄いからさ。

 奇しくもストーンズがこの時期に狙ってたサウンドとほぼ同じようなアルバムのテイストになってるのは時代だからだろうか、そもそもイアン・マクレガンも影響を受けていたのだろうかと言うのもあるが、元々Small Facesってのを思うと、正にSmall Facesが進化したんような楽曲、R&Rが幾つもあって、鍵盤だけでなくギターも弾いてることからして好きなんだろうね、R&R。マリオットが歌ってたらそのまんまになったのにな。それくらいに楽しめるソロアルバムで、意外と楽しめる一枚。



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フレ
Posted byフレ

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