Little Feat - Sailin Shoes

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Little Feat - Sailin Shoes (1972)
Sailin Shoes

 何となくアメリカのロックの良さってのもわかってきた気がする。湿っぽさがなくってカラッとしてる、レイドバックするくらい気楽に聴ける、みたいなのが良いんだろうと。あぁ、一部だけの話だけどね、そういうのを良いと思って聴いたことがなかったからそういう楽しみがあるんだろうなというのを理解し始めてきたってだけです。でもやっぱレイドバックしてるのって好みにはならないんで、本質的なトコロの違いだろうね。サザンロック聴いててカッコ良いな〜ってのはあるんだけどやっぱちょっとそのヘンが飽きちゃうってかさ。

 Little Featの傑作と呼ばれる「Sailin Shoes」、1972年作品のセカンド・アルバムで人気が高いらしい。Little Featって嫌いじゃないバンドなんだけど自分的には掴み切れてないバンドで、ニューオリンズサウンドみたいな印象なんだけど、それは多分ごく一部の音世界で、もっと多様性を持ったバンドなんだろうと言うのは認識してる。そんな中途半端なイメージのまま昔何度となく挑戦してたなぁ。ネオンパークのジャケットの印象が強くてさ、その意味ではやっぱり強烈だったもん。覚えやすくて良かった。中味もよく理解できなかったけど何か面白かった記憶が印象深い…。

 さて凄く久々に聴いた「Sailin Shoes」は、相変わらずニューオリンズってのかな、そんなサウンドで楽しくレイドバックしつつカントリーフレーバーもブルースも酒飲みのプレイも全部ゴッチャゴチャにして軽快に出して来てくれる音。ユラユラと揺れる楽しみなんだよねぇ、こういうの。どっかのライブハウスでジャムってるみたいなトコあるし。ただやっぱり自分の中ではなかなか残らないんで、BGM以上にはならないのが好みってヤツだ(笑)。聴きやす過ぎるのかもしれないけど、何度繰り返しててもなかなか身に入らないっつうトコあってさ、アルバムとしては良い作品なのは間違いないです、はい。





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フレ
Posted byフレ

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