Chris Duarte Group - Lucky 13

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Chris Duarte Group - Lucky 13 (2014)
Lucky 13

 ギターが好きなんだな、きっと。今の時代に中学生くらいでこんだけ色々な音楽が聴ける状況だったら何を好んで聴いただろう?なんて想像すると楽しくなる。もちろん友人の影響だったり身近な人の影響だったり、もしくは偶然に見つけた何かのきっかけでの音楽かもしれない。でも多分自分だったらやっぱりギターの入った、ギターが目立つロックを好むんじゃないかな〜って。聴いてて一番しっくり来るし心地良いし、何だろうねこの高揚感。レスポール系の分厚い音でのハードロック系、ストラトやテレキャスでのブルースロック、そんな音色の違いもあるかな〜。レスポールでのブルースってのももちろん好きだけどストラトのハードロックってのはあまり好まないかも。そこまでこだわってもいないけど(笑)。

 Chris Duarteの2014年の新作「Lucky 13」。もう良いおっちゃんになってるけど、不吉な13じゃなくてラッキーな13枚目という意味なのかもしれないな。ちゃんと調べてなくてアレだけど…多分13枚も出してない気がする…。この人の新作はいつも必ず期待を裏切らないので楽しみに聴けるんだよ。安定のブルースロックでドライブしてくれて心地よさを提供してくれるもん。それが金太郎飴状態かと言われると結構そうでもなくて作風はそれなりに異なってたり、新しくチャレンジしたりしてて飽きさせない。それでいて基本ブルース野郎みたいなのはブレないし、もうね、ホント教えてもらってから随分と愛聴してますよ。感謝です。

 冒頭から相変わらずのストラトでのブルースロック、相変わらずのキレの良いトーンでのバキバキギターソロが心地良く、ツボにハマるフレージングもいつも通り。歌メロも慣れてくるとこの人独自のラインが使われてるなってのも分かってきて楽しめる。全体的にワイルドでドライブしてるけど軽やかにアメリカンの中でのブルースロックってのが今回の完成度を高めているってのかな、ちょっと吹っ切れてる感あるもん。なかなか表立って出てくることのないギタリストだけどかなり熟成された人でオーバーグラウンドに名前が出て来ても良いんだけどな。先日の飲み仲間たちにもお薦めしてたイチオシな方♪





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フレ
Posted byフレ

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