Dave Hole - Live One

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Dave Hole - Live One (2003)
Live One

 ホワイトブルースの世界、即ちロックブルースの世界ってやっぱり常にいろいろな人が出て来てて勿論メジャー、マイナー問わずで注目される人もいれば趣味に近い人もいたりするんだけど今の時代はどれもこれもがネットで並列に並んで見えるので単純に好きなものをチョイスできるという楽しみはある。たまにリコメンドのバンドなんかを漁りまくって聴いたり見たりするんだけど、進化してるよね、色々。スタンダードな音だけでやってる人ってそれはそれで人気あるけどやっぱり何か皆工夫してて個性を出してる。しかも基本は勿論抑えてるから王道のファンや古くからのリスナーもきちんと惹き付けられるってのかな、まぁ、そこまで深読みしなくても単に楽しめばいいんだけどさ。

 Dave Holeなるギタリストさんの「Live One」あたりを。これもYouTubeで漁ってて見つけた人で、テクニックや音は勿論なんだけど映像で見れて良かったことの一つにこんな弾き方してるんだ?っていうユニークさに見とれた感じ。もうベテランの域にいる英国生まれのオージー育ちのお爺さんに近い人なんじゃなかろうか?1948年生まれっつうからあの世代達よりも上だね、凄いな。まずはご覧あれ、って言いたいんだけどさ、人差し指にスライドバーはめてるんだよ。もちろんカポ付きではあるんだけど、それ弾けるんかな?みたいなトコあるけどすんなりと出てくる音は普通に近い。スライドする時はネックの上から手を回して人差し指スライドでバリバリと弾いちゃう。手の入れ替えが多いからパフォーマンス的にも派手に映るしかっこ良く見えるよな〜。単なるジジイのくせにさ(笑)。

 音はねスタンダードなブルースのロック進化版ってトコなんだけどストラトの独特なトーンを上手く使いこなしたトコロとスライドのパフォーマンスが面白くてアレコレと見入ってしまった。ちょこっと調べてみると玄人産の間では割と知られた存在でクロスロードフェスティバルなどにも出てるらしい。自分がそこをあまり漁ってなかっただけかも。まぁ、でも見てて面白いな〜そしてちょっとワイルドじゃないあたりは英国-オージーと育った性質だろうか、妙に納得してしまう小奇麗な音使いってトコでね、曲がどうのってんじゃなくてギタリスト的な楽しさと発見のあるプレイヤーさん。





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フレ
Posted byフレ

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