Black Country Communion - Live Over Europe

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Black Country Communion - Live Over Europe (2012)
Live Over Europe

 突如仲間が「コレいいぜよ…」と差し出してくれたCDが(笑)。そういえば先日も話題にしてたな…ってかそのヘンから久々の話が始まったんだったと思い出した。グレン・ヒューズ率いるとか、ジェイソン・ボーナムドラムの、とかジョー・ボナマッサのハードロックスタイル、なのかキーワードは幾つもあるBlack Country Communionも3枚のオリジナルアルバムを出して解散しちゃったけど、結構ハードで骨太な音を残しているので今後も評判は高まっていくだろう。そんな中でセカンド・アルバムリリース後のツアーからの模様を収めたライブアルバムを借りたのだった。いや、これDVDにしようと思ってそのまま忘れてたって話なんだけど(笑)。

 Black Country Communion「Live Over Europe」。DVDでライブ映像も見れるからお好みになるけどやっぱCDで音だけって聴き方もまだまだ捨てられないしライブ映像って実は何度も見なかったりするんでいくらiPhoneなどが皆普通になったと言ってもヘッドフォンで音だけ聴いてる方が普通なんです。んで、どれどれと思って聴き始めると美しいイントロに導かれてグレン・ヒューズのぶっ飛びなブリブリベースが鳴り響いてライブスタート。いや〜、やっぱ凄いな〜コイツラ。ライブだとそれぞれの技量と言うか生々しい音がそのまま伝わってくるからアルバムとは違った魅力になるのは当然だけど、これ、初っ端からグイグイと乗せてくれてかっこいいわ。頭振っちゃうもんな(笑)。それにしてもグレン・ヒューズ、全く歌声変わらないなぁ、いつ聴いても凄いと思う声だ。普通に聴いちゃってるけどジョー・ボナマッサのギターもあのブルースメンのジョー・ボナマッサよりももっとハードロックに寄ったギター弾いてて、何かロックってブルースの申し子だ、みたいなのがこういう形でありありと分かるっつうかさ、違和感ないどころか思い切り古臭く70年代風な音になっていくのはそのヘンだろうなと。

 テーマをきちんと見出してバンド継続していくのが厳しかったんだろうことは容易に想像付くんで解散自体はしょうがないだろうと思うけど、もっと自由に活動の幅を広げて様々な音に挑戦して作っていくなんてのもあって良かったんじゃないかなとも思う。それでもこのスタイルだけでは難しいし…、ミュージシャン側も色々と大変だろうなとか大人的な事も考えちゃった。ジョー・ボナマッサはもうやり尽くした気分だったろうしジェイソン・ボーナムとグレン・ヒューズはやっぱり70年代ロックの復興プラスみたいなトコロだったろうしね。そのままCalifornia Bleed結成するワケだし…ってそういえばジェイソン・ボーナム辞めちゃったんだっけ?なかなか難しい世界だ。まぁ、そんなゴタゴタはともかく、この「Live Over Europe」はバンド全盛期のライブを見事に聞けたりする熱い熱いロック魂の塊のライブアルバムなので存分に楽しんだ。車で大音量で走ったら気持ち良いだろうな(笑)。







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フレ
Posted byフレ

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