Roy Buchanan - Live In Japan

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Roy Buchanan - Live In Japan (1978)
ライヴ・イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)

 ブルースの話をしていた時にあれもこれも〜なんて色々なバンドやアーティスト、ギタリストの話が出てきてさ、やっぱ面白いな〜なんて思うのだがまだまだ自分が聴けてないのも多いし、それを教えてくれるのはありがたいね。見つける楽しみもあるけど素直に聴いてみる楽しみもあるし、それは自分という人間の趣味を知ってる人からしてのお薦めだからさ、割と期待して聴くんだよね。まぁ、何らかのきっかけがあれば聴くんだけどそれがなかなか無いのもこの情報過多時代、か(笑)。

 Roy Buchananの「Live In Japan」、1978年リリースの多分全盛期…なのかな。1977年6月の来日公演からの抜粋ベストテイク盤みたいなライブアルバムで、レコード時代は見かけていたもののいつしか消えてってCD時代にはなかなか再発されなかった一枚だけど、当然ながらどっかの時点では普通にリリースされるワケでして…ってな背景のライブアルバム。来日記念盤とかそんな感じの日本企画なんだろうね。その割には演奏も音も良く、世界リリースのアルバムになっていったようだ。この人のギターってのはどっかブルースから離れたトコロにいるという感触がしてて、テレキャスのメロウなトーンだからなのか、フレーズなのか…本気のブルースってよりも軽めでバンジョー的なサウンドに近い感覚…カントリータッチなね。ソロ弾いてる辺り聴いてるとフュージョンでもないしブルースでもない…カントリーなのか?みたいなのが結構出てくるんで不思議。

 このライブアルバムはベストテイク集めなだけあって、どの曲も聞き所はあるけど自分的にはベタに「Hey Joe」が良いかな〜(笑)。ジャズチックなくらいにバラバラにしてて枯れたギタートーンから迫力のギター、ボリューム奏法がやっぱり新鮮に響くしね。ジミヘンのも聴いてただろうけど、オリジナルからの解釈なのかな、どんな感じでこういうアレンジになったんだろ?ってな興味は湧きますね。そして結構面白いなと思ったのは割とバンドとの一体感があるR&Rなんかもあるってとこ。そもそもほとんどがこの時点での未発表曲…カバーではあるけど、ってな事でライブアルバムとしての謳い文句は良いけどライブにいた人達はどうだったんかな?なんて。まぁただ割と知られている曲が多いから大丈夫なのかな。即興性もあるし楽しめたんだろう。今聴いてて楽しめるんだから(笑)。でもこの人が今でも日本で人気があるのはこの日本公演の良さもあるだろうな。



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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デューク中島  
レコードで持ってます

今、レコード聴きながら コメント書いてます。レコードだと メシアが再び は入ってないとか、曲にやや不満も有りますが、名演です。ジャケットもいい感じです。彼と同じテレキャスター持ってます。シリアル No.は ブリッジプレートに 有ります。回路が変わってて、セレクターをフロントにすると やや こもった感じのフロント ピックアップの音、真ん中は ミックスじゃなくて、ストレートなフロントの音、リアは 普通のリア ピックアップです。前の二つは 音質が プリセットされており トーンコントロールは 出来ません。リアのみ可能です。ブタ箱で自殺って最期が 残念でした。

2014/11/22 (Sat) 20:38 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

不思議なギターのマイクスイッチと言うか…テレキャスなのに、ってのもあって昔ちょっと試行錯誤したことあります。最期は気づいたらそこにいて後悔しまくってのお話らしいですね。残念です。

2014/11/29 (Sat) 21:19 | EDIT | REPLY |   

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