Jim Campilongo - American Hips

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Jim Campilongo - American Hips (2003)
American Hips

 ギターを弾こうと思うきっかけは人それぞれ色々あるだろう。ただ、好きなだけでギターが上手くなるってもんでもなく、やっぱり才能ってのは必要だと思う。リズム感や音感ないままじゃやっぱ上手くなるにも限度があるし、そこから先のプロになる、プロで活躍するなんて世界は更に運も必要になるワケで、それだけでもハードル高い話なんだけど、そういうレベルの人が更に敬愛するアーティスト、ギタリストに成り切るみたいなのもあって、それですら才能は必要だし、そもそも基本的にそのヘンの音楽センス無いとやっぱりコピーっても出来ないしさ、だからコピーや成り切ってる人ってのはやっぱ凄いんだよね。んで、それがジミヘンとかジミー・ペイジならわかるんだけど、ロイ・ブキャナンとかになるとかなり「へぇ〜」ってな印象持ってしまう。そんなお話。

 Jim Campilongoってテレキャスター使いの人がいて、結構歳取ってから出て来てるけど元々の才能が凄いんだろうなぁ、こういうの。カントリー畑の人だからフレーズとかギターが弾けるのはわかるんだけど、そこから更にロイ・ブキャナンへの敬愛感からかトーンやテレキャスの裏ワザみたいなのを磨き上げてきてもちろん今じゃ独特のギタリストの一人なんだけど、巧いな〜の一言以上の素晴らしさだ。音楽的に好きかどうかってのは別の話としてとにかく凄いな〜、巧いな〜、よく練ってるな〜、どうやって弾いてるんだ?そんなこと考えつくのか?みたいなののオンパレード。ギター一つでこんだけトーンが出るってのをきちんと見せて聴かせてくれるし、その多彩なセンスに脱帽。

 アルバムでは何が良いんだろ?そんなトコロからなんだけど、多分どれでも満足できるかなぁ…、インストでも聞けちゃう人なんだろうけどやっぱそこまでハマり込んで聴くってのもないかも、なんて思う部分もある。やっぱカントリーって凄いことやってる割に軽いからさ。しかし驚いたのはロイ・ブキャナンのテレキャスター愛と同じ以上にテレキャスの可能性を追求してってるってとこ。こんだけ音出せたら楽しいだろうしねぇ。聞けばノラ・ジョーンズとジョイントした辺りから有名になっていったとか…、そっちはよく知らないけど何か面白いギタリストがいるもんだと感心した次第。





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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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nanmo2  

フレさん、こんばんは。
おーーー、ジム・キャンピロンゴ。
多彩な音出す(出せる)人です。
いとも簡単にやってるけどかなり難しいのではなかろうかと、、、
浮遊感がクセになるギタリストですなあ。
ではでは。

2014/11/20 (Thu) 20:45 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>nanmo2さん

ホント多彩な音だしますよね。しかも簡単そうに(笑)。
カントリー系の人ってそういうの上手いですもんねぇ。

2014/11/22 (Sat) 18:48 | EDIT | REPLY |   

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