Gary Clark Jr. - Gary Clark Jr Live

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Gary Clark Jr. - Gary Clark Jr Live (2014)
Gary Clark Jr Live

 先日久々に会ってロック談義で盛り上がったんだがやっぱ楽しいな〜、ツボが合うってのか「ココだ!」ってトコロが噛み合うってのかな、久々だったんだけどすぐに昨日もそんな話してたなくらいの感覚に戻っちゃってね、成長してないってことですが(笑)。そんな中でもやっぱりそれぞれ色々なモノにチャレンジしてたりして情報交換も盛んに行われて、もちろん無意識に最近はこんなんいいんだよな、みたいな話だけど今の時代皆iPhoneとかあるからすぐにそこでチェック出来たりするしメモれるしね、便利な時代だ。んで、自分も幾つか教えてもらったんだけど、ハードドライヴィン系なブルースメンってのでクラーク・ゲーブルみたいなの…って記憶しておいたヤツ(笑)。

 Gary Clark Jr.なる人物。取り急ぎYouTubeでチェックしてみるのが今の時代のやり方なんだろうけど、例に漏れず自分なんかもそうしてみるワケです。アルバムだとやっぱライブ盤だろう、ってことで「Gary Clark Jr Live」かな。教えてもらった時はテキサスブルースメンでなかなかいい、ってことだったんで勝手にテキサスブルースをイメージしてたんだけど見て聴いてみたらそんな尺に収まるプレイヤーじゃなかった。もっと多岐に渡る音楽性を持った器用な人で真っ黒な黒人。見た目だけだと結構チャック・ベリーなイメージでなんじゃこれ?くらいに思っちゃったりした。音的にも結構幅広くていわゆるテキサスブルースをプレイするんじゃなくって、もっとコンテンポラリーなギターとサウンド、例えば裏声でのソウル的なのを歌っちゃったり、ジミヘン的にノイズ・サイケ的なギタープレイだったり、結構オーソドックスなブルースギターってのは少ないかも。セッションなんかだとそういうの簡単に弾けちゃうんだろうけど、自身の作品ではそんな実験的な取り組みが中心にあって、だから賛否両論っぽい。何度か聴いているとユニークさに気づくんだけど、ブルース一辺倒な耳しか持たない人には厳しいかも。

 更に面白いのはライブのYouTube見ててさ、本人真っ黒な黒人なんだけどバックが白人なんだよね。逆の構図はよく見るけど、このパターンはあまり見たことなかったから結構新鮮…これも時代か?元々クラプトンのクロスロードフェスに出演してて件のドイル・ブラムホールII世のステージに無名のまま飛び入りして圧倒的な存在感を示したことからメジャーに漕ぎ着けたらしいゲイリー・クラーク・ジュニア、かなり熱い音を奏で、さらに実験的な黒系サウンドにも取り組むというスタンス。個人的にはちょっとこのシングルコイルの無理矢理なギターの音が好ましくないのだが、そこも味か。一発で来ないけど何度か聴いてると、おぉ…、面白いことやっとるな、みたいなのはあるんじゃないかな。



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フレ
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