Ruth Copeland - Self Portrait

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Ruth Copeland - Self Portrait (1969)
セルフ・ポートレイト+3

 あ〜、早いなぁ…もう年末と言われる時期になってきてしまったのか。生きていく上でのモチベーションを保つってのはなかなか大変な事なのかも、と歳を経ると徐々に実感してくる。とは言え、自分なんかよりも全然歳上な人はたくさんいて、それぞれ生きてて色々やってるし全然テンションが変わらないような人もいっぱいいるし、何なんだろうな、そういうのって。今度どっかで聞いてみるかな。背負うものがあるから生きてるとか仕事してるとかなんだろうけど、それが無かったらどうなんだろ?それでも変わらないのかな。別に自分が特殊な環境下にあるとは思わないけど世間一般からはズレてるのは多分そうっぽいんで何ともわからないトコロ。まぁ、いいや、楽しくなれるものに如何にたくさん出会えるかなんてことがそのモチベーションなんだろうと自分では思ってるしね。それだけでもないけどさ(笑)。

 Ruth Copelandって女性シンガーのファーストアルバム「Self Portrait」。元々セカンドの「I Am What I Am」を随分昔に聴いて調かっこいい!ってハマったのが最初。その頃は他の作品なんて全く探しだす事できなくて結局「I Am What I Am」一枚しか聴けなかったんだけどいつしか色々とリリースされていたこともわかってきたし、CDでリリースされたりもしてきていろいろな人が聴けるようになったってのは良いことだ。こんな素晴らしいシンガーを聴かない手はない。来歴や背景は適当にググってくれれば出てくると思うんで割愛するけどファンカデリック系に見出されて出て来た白人女性英国人です。だからと言ってそっち系な人じゃなくて、逆にファンカデリック系が彼女に目をつけたのは自分たちの音と融合させていけるか?みたいなのがあったみたいで、それは見事に実現している…ってか普通にロックしてるけど(笑)。

 セカンドの「I Am What I Am」はそういう2つの融合性が高くてとんでもない名盤になってるけど、このファースト「Self Portrait」はまだRuth Copelandが自分だけで曲作ったりしてて、割と素朴感溢れる作風が多いし、トラッド的なニュアンスから来てるのもわかる。だから英国的な、もしかしたらアン・ブリッグスみたいになってたかもしれないトコロにファンカデリックが入ってきたようなことで、一気にソウルフルな方向へと進化した。元々力強い歌声を持った人なので出来た技だろうけど。ってなことで、素朴な歌だけどパワフルで、曲によってはエディ・ヘイゼルのギターが激しく絡んできてメチャクチャカッコ良い。セカンドほどじゃないけど「Self Portrait」も相当いい感じで何かとハマる作品。どうしてるんかなぁ、この人…。

Self Portrait / I Am What I Am
Ruth Copeland
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フレ
Posted byフレ

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