District 97 with John Wetton - One More Red Night

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District 97 with John Wetton - One More Red Night (2014)
ONE MORE RED NIGHT - PLAYING THE MUSIC OF KING CRIMSON :LIVE IN CHICAGO

 思えば色々な曲や音楽を聴いてきたなぁ…とこないだふと思った。知らないものの方が多いのは当たり前だけど何となくそれなりには聴いたかなと。ただ、曲のフレーズとか思い出して口づさめるかってなるとそんなに多くはないだろうし、どこかで流れてるのを聴いてわかる、ってのもそんなに多くはないんだろうなと。どんだけの曲数くらいが普通の人の「知ってる」数なんだろ?なんてアホな事をふと思ってしまった。青春時代の思い出曲とかだって実はたかが知れてる曲数だろうし…、なんて思ったり。Twitterで呟かれてるのを見てたりすると知ってる人は凄い知ってるしなぁ〜、まだまだ聴いてみたいのは多くある。

 クリムゾン話ついでにふと引っ掛かったのがこちら「ONE MORE RED NIGHT - PLAYING THE MUSIC OF KING CRIMSON :LIVE IN CHICAGO」。アメリカのプログレバンド?District 97ってのがジョン・ウェットンを迎えて2013年に行われたクリムゾンカバーオンリーのライブアルバム。なかなかユニークな試みだし、ジョン・ウェットンもそれに乗ってくるってのもまたユニーク。やっぱ好きなんだろうな。2013年だからそりゃもうあんた、ってな感じはあるけど偏見なしに聴いてみたらこれが結構イケるじゃない?って。バンドの音はちょっと洗練されすぎちゃってるけど音は忠実にコピーしてるし、何よりもジョン・ウェットン本人の歌声が重なってくるんだから雰囲気はもちろんホンモノ級。ジョン・ウェットンもさすがにあの声までは出てこないけどずっと歌ってる人だからもちろんジョン・ウェットン節は出てるし、擬似クリムゾンを聞いている気にはなるね。結構面白くてハマってしまった(笑)。

 このバンドの方のDistrict 97ってのを全然知らないんでそっちが何も書けないんだけど、当然上手いし好きなんだろうしプログレテイストなバンドなんだろうか。不思議なのはだからと言って自分はこのバンドを聴こうって思わないところ(笑)。何かがその必要がないんじゃないか、って思う部分なんだな…。どっかで聴くかもしれないけど今はそっちには行かなくてもいいかと。アメリカらしくさっぱりしちゃってる音だからだろうね、きっと。それでもこの「ONE MORE RED NIGHT - PLAYING THE MUSIC OF KING CRIMSON :LIVE IN CHICAGO」はかなりクリムゾンを楽しめる感じです。



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フレ
Posted byフレ

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風呂井戸  
おやおや・・・・

 へぇ~~、こんなのがあるんですね。良く探しますね(脱帽)。
 ジョン・ウェットンって、もうかなり前の話ですが、クリムゾンに戻りたいとフリップにアッピールしているんですが、受け入れてもらえないんですね。フリップはあの過去には止まっておらない・・・というか、もうその次その次とプログレッシブに実験を重ねて来て、いよいよ行き着くところに行っているみたいで、ウェットンには全く興味が無いらしい。・・・しょうが無いですね。私はあの頃の方が好きなんですが・・・・。

2014/11/11 (Tue) 22:54 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>風呂井戸さん

いや、たまたまAmazonで出て来て、「ん?」ってなっただけで…、まぁ、こういうの探すのってしんどいのは事実なんだすよね。自分も知りたいですもん(笑)。
ウェットンはフリップ卿にはロック的すぎるんだろうと思います。今となっては見たいような見たくないような…。

2014/11/16 (Sun) 00:23 | EDIT | REPLY |   

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