Pink Floyd - Endless River
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Pink Floyd - Endless River (2014)

すっかりとネットでの新作情報漁りが日課になってしまって久しいが、たまにCD屋に行くとそれなりには面白い。ただやっぱり置いてあるものが少ないように感じてしまって物足りなさを覚えることもあるからなぁ…とか。試聴コーナーが充実しててかなり音の良いヘッドフォンで聴かせるようになってるから聴けるものは割といいんじゃね?って思わせてしまうマジックがあるかも(笑)。まぁ、それでもやっぱりネットでいいか、ってなっちゃってるのも事実。パッケージ自体にさほどこだわりもなくなっているし、と自分の傾向が変わってきている事を知る。そんな流れでネットであれこれ…へぇ〜、もう聴けるのかと早速聴いた新作。
ピンク・フロイドの20年ぶりの作品「Endless River」って凄い話題なんだけどさ、まぁ、話題になるのはわかるんだけどロジャー・ウォーターズはいないワケで、紐解いてみれば「対」の時の素材の再構築が中心な作品らしい。もっとも聴いているとそんな古さはなくって新録なワケだから立派にギルモアフロイドなんだが、自分的にはギルモアフロイドって大して興味なかったな…ってことに改めて気付かされた。歌はほとんどないし、環境音楽的なサウンドで実験的な何かが増えてるってもんでもない。ゆったりと大らかにフロイドらしい音を出しながらちょこちょことギルモアの特異なギターが旋律を奏でるってな感じだ。これが名作だ、と言う人はそうそう多くないだろうと思うし、聴けってな話でもないだろう。好意的に聴けばそりゃあのピンク・フロイドの最後の作品で如何にも最終章って作りのサウンド、フレーズのそこかしこに過去を踏襲するメロディが聴けたりするし、みたいな。
ただなぁ〜、ロックじゃないし、これ。ロジャー・ウォーターズのはいつでもロックなんだがコイツは…ただ、雰囲気が世界を作ってるというピンク・フロイド独特の手法はさすがの大御所感。暗さが暗すぎないってのもさすがのバランス感。曲数が多いと思ったらアンビエントに流れていくから雰囲気を曲名にして進んでいるような感覚。話題ほどの凄いアルバムではなく、やっぱりピンク・フロイドの最後の作品としての話題に尽きるか。

すっかりとネットでの新作情報漁りが日課になってしまって久しいが、たまにCD屋に行くとそれなりには面白い。ただやっぱり置いてあるものが少ないように感じてしまって物足りなさを覚えることもあるからなぁ…とか。試聴コーナーが充実しててかなり音の良いヘッドフォンで聴かせるようになってるから聴けるものは割といいんじゃね?って思わせてしまうマジックがあるかも(笑)。まぁ、それでもやっぱりネットでいいか、ってなっちゃってるのも事実。パッケージ自体にさほどこだわりもなくなっているし、と自分の傾向が変わってきている事を知る。そんな流れでネットであれこれ…へぇ〜、もう聴けるのかと早速聴いた新作。
ピンク・フロイドの20年ぶりの作品「Endless River」って凄い話題なんだけどさ、まぁ、話題になるのはわかるんだけどロジャー・ウォーターズはいないワケで、紐解いてみれば「対」の時の素材の再構築が中心な作品らしい。もっとも聴いているとそんな古さはなくって新録なワケだから立派にギルモアフロイドなんだが、自分的にはギルモアフロイドって大して興味なかったな…ってことに改めて気付かされた。歌はほとんどないし、環境音楽的なサウンドで実験的な何かが増えてるってもんでもない。ゆったりと大らかにフロイドらしい音を出しながらちょこちょことギルモアの特異なギターが旋律を奏でるってな感じだ。これが名作だ、と言う人はそうそう多くないだろうと思うし、聴けってな話でもないだろう。好意的に聴けばそりゃあのピンク・フロイドの最後の作品で如何にも最終章って作りのサウンド、フレーズのそこかしこに過去を踏襲するメロディが聴けたりするし、みたいな。
ただなぁ〜、ロックじゃないし、これ。ロジャー・ウォーターズのはいつでもロックなんだがコイツは…ただ、雰囲気が世界を作ってるというピンク・フロイド独特の手法はさすがの大御所感。暗さが暗すぎないってのもさすがのバランス感。曲数が多いと思ったらアンビエントに流れていくから雰囲気を曲名にして進んでいるような感覚。話題ほどの凄いアルバムではなく、やっぱりピンク・フロイドの最後の作品としての話題に尽きるか。
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