White Willow - Sacrament

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White Willow - Sacrament (2000)
Sacrament -Expanded-

 すっかりと冷え込んできたこの頃、心地良い風の冷たさが身に染みるけど、どこかでそれを楽しんでる自分がいる。全く音楽の秋だ…、いや、食欲の秋とか読書の秋とか何でもあるけどじっくりと聴けるという意味ではやっぱりプログレの秋とか、そんな感じだろうか。段々と楽しいと思うことが少なくなってくる世の中で音楽で楽しめるなんてのはまだ幸せな事なんだろうと世の中を見てて思う次第…いや、別に何の心当たりもないです(笑)。

 WHite Willowってノルウェーのバンドの2000年の作品「Sacrament」。White Willowってブログ始めてしばらくした時に教えてもらって聴いたのが最初で、すっかりとそれから聴かなくなっていたバンドだったことを思い出した。何かまだよくわかんなかったけどいいなと思ったのは覚えてて気にしてた。そんな個人的な感覚はともかくながら、この「Sacrament」を最初に聴き始めて驚くのは耽美性とか折れそうな美しさとか…言葉では難しくて表現できないくらい繊細なサウンド。もっとロックな印象が強かったけど、ここで聴けるのは割とオーソドックスなプログレに近い感触。プログレとまでは言い切れない儚さや楽曲、イアン・マクドナルド的世界観とでも言うべきか、はたまたピート・シンフィールド的世界とも言うべきか、ともかくそういう細さか弱さ力の無さとやや安っぽい感のあるバンドの音、そして美しくも脆く壊れそうな女性の歌声…、ここから始まったもんだからそりゃ一気に惹き込まれちゃいますね。それだけでWhite Willowに洗脳されていきます、多分。

 楽曲はゆったりとしたムーディな世界に耽美感や浮遊感、心地の良い世界が止めどなく紡がれているんだけど、やっぱり幾つかの稚拙な部分があるからか大御所が持つような圧倒的なプログレ感ではない。もっとポップ寄りなんでハードロック的な側面はあまり出てこなく、どちらかと言えばアンビエント風ではあるか。ただ使われてる楽器が多いのもあってカラフルな暗さ…って意味分からんけど、そんな感じがする。そういう意味では実にゴシカル感溢れる感触。突然ヒステリックになる歌を聞くととっても幼い声でやや驚く。割とスルメ盤かもしれないな…。しかしこのジャケット強烈だったのにリマスター盤はややテンションの下がるジャケットになってて残念。

Sacrament -Expanded-
White Willow
Termo Records (2014-09-09)
売り上げランキング: 183,225






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フレ
Posted byフレ

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