The Jam - Sound Affects
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The Jam - Sound Affects (1980)

パンクムーブメントを利用してシーンに登場してきたある種戦略的な頭脳を持つバンドもいくつか…、その代表がポリスだったワケだが、The Jamなんてのも実はそうだったり。ただモッズの持つパワーと当時のパンクムーブメントってのは似たような部分あったワケだから騙し騙しってワケでもないけどさ。自分の中ではジャムってパンクバンドだよな?って固定概念がずっとあって、頭の中ではモッズバンドからの進化系と理解しててもなかなか腹の底まで染みこんでいかない。更にThe Jamもまた進化を続けるバンドだったんでワケ分からなくてさ。
1980年リリースのThe Jam5作目「Sound Affects」。簡単に言えばエッジの立ったビートルズみたいな作品。ポール・ウェラー節満開とも言えるが、作品的にはかなり悪くない(笑)。メロディもしっかり出来てるしマイルドさもトンガリ具合もきちんとあるしロック的なアグレッシブ感もたっぷり。そして何よりも英国節全開な楽曲センスはホントに見事なモノで、The Whoとビートルズを足したようなサウンドは彼らの真骨頂なのだろう。そこで自分でそれを選んで聴くかってなると…いや、あまり必要ない(笑)。そこが問題だったんだな、The Jamってのは。ネオモッズ世代の代表としてリバイバル旋風ともなったのは功績だけど、それならホンモノ聴けば?ってなってね…、自分にはそういうことだったらしい。もちろんあとづけ理由(笑)。
んで、ずっと聴いてるんだけど、かっこいいんだよね、これはこれで。どっか哀しげなラインもあるしでもリッケンバッカーのソリッドなギターとかがエッジ立っててさ、ロック的な音。巧いとかヘタとかはどっちても良くてそのスタンスがこのバンドのステータスだったんだろう。だからこの後ポール・ウェラーは自身の方向性をきちんと探しだしてソロ活動に進むワケだ。これ以上このバンドでやれることがなかったんだろう、なんて勝手に想像しちゃいました。

パンクムーブメントを利用してシーンに登場してきたある種戦略的な頭脳を持つバンドもいくつか…、その代表がポリスだったワケだが、The Jamなんてのも実はそうだったり。ただモッズの持つパワーと当時のパンクムーブメントってのは似たような部分あったワケだから騙し騙しってワケでもないけどさ。自分の中ではジャムってパンクバンドだよな?って固定概念がずっとあって、頭の中ではモッズバンドからの進化系と理解しててもなかなか腹の底まで染みこんでいかない。更にThe Jamもまた進化を続けるバンドだったんでワケ分からなくてさ。
1980年リリースのThe Jam5作目「Sound Affects」。簡単に言えばエッジの立ったビートルズみたいな作品。ポール・ウェラー節満開とも言えるが、作品的にはかなり悪くない(笑)。メロディもしっかり出来てるしマイルドさもトンガリ具合もきちんとあるしロック的なアグレッシブ感もたっぷり。そして何よりも英国節全開な楽曲センスはホントに見事なモノで、The Whoとビートルズを足したようなサウンドは彼らの真骨頂なのだろう。そこで自分でそれを選んで聴くかってなると…いや、あまり必要ない(笑)。そこが問題だったんだな、The Jamってのは。ネオモッズ世代の代表としてリバイバル旋風ともなったのは功績だけど、それならホンモノ聴けば?ってなってね…、自分にはそういうことだったらしい。もちろんあとづけ理由(笑)。
んで、ずっと聴いてるんだけど、かっこいいんだよね、これはこれで。どっか哀しげなラインもあるしでもリッケンバッカーのソリッドなギターとかがエッジ立っててさ、ロック的な音。巧いとかヘタとかはどっちても良くてそのスタンスがこのバンドのステータスだったんだろう。だからこの後ポール・ウェラーは自身の方向性をきちんと探しだしてソロ活動に進むワケだ。これ以上このバンドでやれることがなかったんだろう、なんて勝手に想像しちゃいました。
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