Police - Synchronicity Concert

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Police - Synchronicity Concert
シンクロニシティ・コンサート [DVD]

 ロックてのはそもそもが何かと何かの融合体でしかなく、そこに個性を突っ込んでバンドの面白さを出すみたいなモンだ。だから細分化されるしアイディアを絞り出して個性を打ち出そうとする。意識してないバンドなんてあるワケない。自然体こそが売りってのもあるワケだ。だからそん中で自分と相性の合うバンドを気に入ってひたすら見たり聴いたりする、その幅がどんだけあるかが人気って話。時代を超えても人気があるのは人間の本質を掴んでいるバンドなんだろうと思うけど、まぁ、そんなのはいいや。レゲエか〜、コレ以上は聴く気もないし…って思いついたのがポリス。

 ポリスって活動期間5年位なもんで、その後一回再結成してるくらいだからアルバムとかアイテムが少なくてね、ほぼ書き終えてるんだが、そういえばコレ見たいな…って思ったらブログに書いてなかったんで登場です。全盛期の1984年のアトランタでのライブをそのまんま記録したDVD「Synchronicity Concert」。これさ、当時ビデオでリリースされる前に確かMTVか何かで丸ごと放送してたんじゃなかったかな。それをビデオに録ってて、よく見てた。当時はまだビデオで見るなんてコレクションが少なかったからあるものを何度も見てた時代だからねぇ、好きってほどじゃなかったけど見てた。スティングかっこいいな…とか。今から思えばバンドの中の熱気も最高潮の時代、とにかくスティングとスチュワート・コープランドの仲の悪さもピークにあったと言う。だからこそぶつかり合うようなプレイがスリリングに聴こえるのかもしれない。ちょいと歳上なアンディ・サマーズは我関せずなスタイルでそれもまたライブプレイに出ていたり(笑)。

 しかしライブで映える曲ばかりで一気に最後まで疾走していくこのテンションは見事だ。オープニングから突っ走ってって、とにかく演奏は3人だけでこの頃皆が皆ホーン・セクションやら鍵盤やらを駆使してデカいステージをこなしていたのを考えるとこのさい少人数でのライブをひたすら引っ張る姿勢ってのは相当のパワとエネルギーが必要だったハズだろうけど、なんてこと無くやってる自信、良いね。こんだけソリッドな演奏と幅広い楽曲を3人でやってるんだもんな、しかもベース弾きながら歌ってるし。間違いなく最全盛期のポリスの姿を捉えた貴重なライブ映像がこんだけのクォリティできちんと残されているってのは嬉しいね。久々に見て燃えた♪



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フレ
Posted byフレ

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zitada  

自分が本格的に洋楽聴き始めてまもないジャンルもわからず洋楽っていう一括り状態だった頃にバラードが大ヒットしていたものだから所謂ニューロマンチィック勢としばらくごっちゃになってました
アルバムも精々synchronicityを懐メロ気分で聴いてたくらいだったんですがネットでなんとなく見たおそらくこのライブでのスチュワート・コープランドのプレイが物凄くて驚きました
やはりバンドはライブ見ないとわからないと実感する瞬間でもありました

2014/09/29 (Mon) 22:14 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>zitadaさん

あぁ、ほとんど似たような世代です。
その時にコレ見れちゃったからインパクトありましたねぇ…。
むちゃくちゃロックだ!って。

2014/10/04 (Sat) 23:17 | EDIT | REPLY |   

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