Mick Jagger - Wandering Spirit
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Mick Jagger - Wandering Spirit (1993)

ボーカリストのソロアルバムって大抵はバンドの音とはちょっと違ってポップなモノだったりその人達が好きなジャンルに特化した作品を作ったりしてエゴを満足させるみたいなところがあったように思う。バンド解散じゃなくてバンドにもっと良い刺激を持ち帰りたい、またはバンドではやり切れない音を追求してみたい部分だったり。また、楽器を操る連中と違って歌っている人達はもっと何でも出来ちゃったりするし、自分が歌うイメージを見つけるのも簡単だろうから幅広くなる傾向にある気がする。ギタリストのソロアルバムだと大抵自己満足なギターアルバムになる傾向にあるし。
Mick Jaggerのソロアルバム第三作「Wandering Spirit」は1993年にリリースされている。初来日公演を終えてストーンズも活動していた時期の合間にリリースされている。当時何でまた今ここでソロアルバム?みたいに思った記憶があるが、もう作られてたのかな?それとも久々のストーンズとのプレイでソロやりたい欲が出ちゃったのだろうか?よく分からないけど、最初の曲を聴いてかなりぶっ飛んだ。こんなにストレートにストーンズタイプの曲を見事なグルーブとソリッドな音で出しちゃっていいの?って。ハイレベルなストーンズってこういうのだよな?みたいな。それで惹き込まれちゃって、次々と出てくる曲も、曲調は決してストーンズ的ではないのもあるけど、やはりミック・ジャガーが歌っているからそれはもうストーンズ的。それで、このストーンズ的な音で出してくるからバックメンバー全員変えたストーンズと言う、逆パターンを想像しちゃった。もちろんそんなことはあり得ないけど、それでもそんな雰囲気でかなりロック的で面白い。しかもミック・ジャガーがきちんとギターも弾いていて、これがまたまた…みたいな話らしい。そこまで意識して聴かなかったけど、どれどれ…って思うがよく分からん。多分このテクニカルじゃなくてストレートに鳴ってくるギターだとしたら随分なリズムギタープレイヤーじゃない?みたいなトコ。実はキースの一番の相棒はミック・ジャガーだったりするんじゃ?とも思ったり。
しかし良い曲揃えたアルバムで聴き応えのある作品だ。しかもストーンズ的作風が多くてそれがソリッドなライブ感出してるから余計に勢いもあるし、良いね。今をときめくリック・ルービンのプロデュースも先んじたセンスだろうし、こういうバンド的な音作りは上手い人だし意外な面白さを持った傑作のひとつかもしれない。ミック・ジャガーのソロアルバムってだけで割と無視する人も多いだろうけど、ストーンズより引き締まってて良いアルバムです、多分。

ボーカリストのソロアルバムって大抵はバンドの音とはちょっと違ってポップなモノだったりその人達が好きなジャンルに特化した作品を作ったりしてエゴを満足させるみたいなところがあったように思う。バンド解散じゃなくてバンドにもっと良い刺激を持ち帰りたい、またはバンドではやり切れない音を追求してみたい部分だったり。また、楽器を操る連中と違って歌っている人達はもっと何でも出来ちゃったりするし、自分が歌うイメージを見つけるのも簡単だろうから幅広くなる傾向にある気がする。ギタリストのソロアルバムだと大抵自己満足なギターアルバムになる傾向にあるし。
Mick Jaggerのソロアルバム第三作「Wandering Spirit」は1993年にリリースされている。初来日公演を終えてストーンズも活動していた時期の合間にリリースされている。当時何でまた今ここでソロアルバム?みたいに思った記憶があるが、もう作られてたのかな?それとも久々のストーンズとのプレイでソロやりたい欲が出ちゃったのだろうか?よく分からないけど、最初の曲を聴いてかなりぶっ飛んだ。こんなにストレートにストーンズタイプの曲を見事なグルーブとソリッドな音で出しちゃっていいの?って。ハイレベルなストーンズってこういうのだよな?みたいな。それで惹き込まれちゃって、次々と出てくる曲も、曲調は決してストーンズ的ではないのもあるけど、やはりミック・ジャガーが歌っているからそれはもうストーンズ的。それで、このストーンズ的な音で出してくるからバックメンバー全員変えたストーンズと言う、逆パターンを想像しちゃった。もちろんそんなことはあり得ないけど、それでもそんな雰囲気でかなりロック的で面白い。しかもミック・ジャガーがきちんとギターも弾いていて、これがまたまた…みたいな話らしい。そこまで意識して聴かなかったけど、どれどれ…って思うがよく分からん。多分このテクニカルじゃなくてストレートに鳴ってくるギターだとしたら随分なリズムギタープレイヤーじゃない?みたいなトコ。実はキースの一番の相棒はミック・ジャガーだったりするんじゃ?とも思ったり。
しかし良い曲揃えたアルバムで聴き応えのある作品だ。しかもストーンズ的作風が多くてそれがソリッドなライブ感出してるから余計に勢いもあるし、良いね。今をときめくリック・ルービンのプロデュースも先んじたセンスだろうし、こういうバンド的な音作りは上手い人だし意外な面白さを持った傑作のひとつかもしれない。ミック・ジャガーのソロアルバムってだけで割と無視する人も多いだろうけど、ストーンズより引き締まってて良いアルバムです、多分。
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