New York Dolls - Live at the Fillmore East

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New York Dolls - Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007 (2008)
Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007

 生活のパターンとリズムが変わると大変だな~、ペースも乱されるからストレスも多くなるしロック聴くのも落ち着いて聴けないとかあるし、慣れなんだろうけどもうちょっとかかるかな。最近ヘッドフォン新調して重低音バリバリのヤツで楽しんでるから環境変化も合わせて楽しんでると言えば楽しんでるけどこういうヘッドフォンで聴くとやはり最近の音ってのははっきりと色々と聴こえるように作られてるし迫力あるなと思う。70年代の音をより一層古く感じさせてくれちゃう要因のひとつではある。聴いてて明らかに低音高音とも足りない気がするもんな。そんなことをアレコレと考えつつも気楽にロックだろ、ってことでこいつら。

 2007年のNew York Dollsのライブ盤「Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007」。驚きの再編成アルバム「One Day It Will Please Us to Remember Even This」でシーンに復活して断続的に活動しているみたい。再編成の時は結構驚いたし、そのクォリティの変わらなさにも感動したから後はライブだよねって事になるんだけど、これも見事なモノでさ往年の名に恥じないレベルのライブが繰り広げられてる。その模様が記録されてるってことで幾つかのライブ盤が出てるけど、たまたま目立ったからこの「Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007」でも、ってことで実にいい加減に選んでますが…(笑)。

 ジョニサンいないしその分メンツはプロが長い連中集まってるからか以前のとんでもなく無茶苦茶なライブになる事もなく、演奏クォリティは著しく安定している。当然っちゃ当然だけどドールズの場合はそこからして不安だったんで、こういうライブアルバム聴いてアルバムに出来るレベルにはなってるってことが嬉しい。しかしシルベインのギタがホント、こんなにR&Rテイストたっぷりにドールズを引っ張っているなんてジョニサンがいた時はあんまり思わなかったけど、この人が実は核でもあったのかとすら思う。デヴィッド・ヨハンセンの歌声こそが、ってのは当然だけどさ、この二人で見事に看板を守り続けてるもんな。そこに個人的には好きなサム・ヤッファとスティーブ・コンテの参加で、ちょっとハノイ・ロックスと融合している状況になってる(笑)。

 ライブで演奏されている曲は往年のものが大半、一部新作からだけどやっぱりR&Rの輝きは変わらないねぇ~、シンプルだけどソリッドなリフが刻まれるとどの曲もノレるし、あぁ、これか~と思い、そこに予想よりもやや低い歌声となったダミ声が…最高♪



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フレ
Posted byフレ

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