Mott - Drive On

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Mott - Drive On (1975)
Drive On

 立て続けにアレコレと色々考えて聴いてみたけどやっぱり好きになれないものを聴いても盛り上がらないし聴く気にもならないんでやっぱダメか、って思って路線修正。自分の好きなのを、もしくは好きになれそうなのを聴いておく方が今後の人生のために役立つだろうよってことで勝手な解釈して次に進む。まぁ、アレだ、王道バンドのほぼすべてを聞いている、と自分では思ってても実は全然聴けてないってのは当たり前で、そんあんおが実はゴロゴロ転がってる。数聴けば良いってもんでもないし聞いたからどうってもんでもないんでもう聞ける時に聴けば良いって思ってるんだけど、今その時が来たかな(笑)。

 Mott The Hoopleからイアン・ハンターが抜けた後、実はMottというバンド名になって残ったメンバー達は新たにボーカルナイジェル・ベンジャミンを迎えてアルバムを2枚リリースしているんで、その時の最初のアルバム「Drive On」です。リリースは1975年だからイアン・ハンターが抜けてすぐに継続していこうと決めてたんだろうね。一方のイアン・ハンターはバンドそのものがヘタでイヤになって出てったとか、ミック・ロンソンが絡んできてからバンドのテクニック面の課題を連ねてイアン・ハンターと離脱したとか色々…。残されたメンバーはそれを払拭する意味もあったのかボーカルの方が不要だったんだぜ、とでも言わんばかりの現実を見せたかったのか、とにかくMottというバンドを続けた。自分も世間に倣えでイアン・ハンター脱退後の作品は全然聴いてなかったんだけど、とある時に聴いてみたら結構カッコ良かったんだよな。ただそれ以上でもなかったからちょっと聴いてオシマイみたいなトコあったけど…。

 さて、改めて聴いてみるとナイジェル・ベンジャミンというボーカルはかなりR&Rな人でクセのある歌い手で好き嫌い分かれるだろうなぁと思う自分的にはMottにはとっても似合っててバッドボーイロックの象徴みたいになってて確かにイアン・ハンターが抜けたことでニューヨーク・ドールズに近づいたみたいなトコあって良かったのかも、なんて思う。もっと早く聴けばよかったとちょいと後悔。曲自体はどれもこれもシンプルにMott風の作品ばかりで…ってもメインソングライターのイアン・ハンターがいないからオベレンド・ワッツ中心なんだけどシンプルにR&Rに根ざしてて、更に毒が注入されてるみたいでもっと評価されても良いんじゃね?くらいにはなってる。好みの問題かな、深みはないけどこういうバンド好きです。



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フレ
Posted byフレ

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