Fair Warning - Fair Warning

早いもので9月になってしまった…。昔から9月に入るとひとつの区切りという感がある。子供の頃なら夏休みが終わって新学期の始まりってのが大きいんだけど、そこでの級友の成長ぶり変貌ぶりを見るのが割と楽しかったってのあるな。それ以降も何となく9月になると夏の一区切りっていう自分的感覚があって自分の誕生月なのもあるから好きなんだろうね、きっと(笑)。まぁ、けじめを色々と付けないといけない月っていう感じか。もう何回目の9月なんだろうなぁ…(遠い目)。
相変わらずのメロハー漁りは続いているが、もうちょっと力強いトコロが欲しいんだろう。ってのもあってこのヘンでしょ、って言われて思い出したのがFair Warning。最近なんだよね、このヘン知ったの。最近っても何年前か覚えてないくらいには前だ。今回は1992年のファーストアルバム「Fair Warning」です。その前のジーノってのはまだ聴いた事ないし、どうにも自分的にはウリ・ロートはともかく弟って…っていう偏見の塊なのでまだ知らないだけです。それで、そこからの派生って事で出来上がったバンドがこのFair Warnigってなバンド。
想像通りにドイツ産のバンドで、ホントに歌謡メタルとも言えるキャッチーなメロディーを得意とするクサメロ系メロハーと呼ばれる類の筆頭格らしい。まぁ、聴いてみればそういうのもすべて頷けてしまうが、自分的にはこれがドイツ産なのか、っていう不思議もある。Helloweenがあるからそのヘンの方々には不思議はないのだろうけど、自分のドイツのイメージはもっとインダストリアルでゴツゴツな感じ、さらには無機質な類の音という印象しかないので…。ジャーマンメタルよりもクラウトロックの印象ですかね。
偏見はともかく普通に聴いてみると…何と気持ち良く歌い上げるボーカル、メロディアスなフレーズを弾きまくるギタリスト、それにも増して全体を覆う快活さ…ドイツの空気感からは想像できないこの爽やかさはどこから出てくるんだ?ナイトレンジャーなら分かる、でもドイツだろ?どこにこんな快活さがあるんだ?それが不思議。メロディはマイケル・シェンカーなりウリ・ロートなりいたから分かるけど、この明るさは…、そんなことばかり思ってしまったが、よく出来てるなぁとひたすらに感心しまくり。上手いしさ。凄いメロディセンスだし、こりゃ好評価だったろうなぁと思うもん。
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