Johnny Almond Music Machine‬ - Patent Pending

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‪Johnny Almond Music Machine‬ - Patent Pending (1969)
Patent Pending

 飽きもせずルーツ漁りを繰り返す日々、いや、こういう時にひたすらハマっておかないとそんなもん追い掛けないからさ。一度追い掛けておくと後でも何となく分かっているとか記憶している…(最近怪しいが)から脳みそのどこかで何かの時に「あれ?これって…」となれば良いワケで。だからそんな来歴漁りって嫌いじゃない。まぁ、本来ならそういうのをひたすら繰り返しておいてからブログなりに書くべきなんだろうけど、現在進行形でハマるものはここが忘備録になっているのも事実。ところが忘備録と言っても後で見直すことはほとんど無いという垂れ流し状態になっているのは大きな声では言えない。きちんと記録と記憶として認識しておきたいのだが…。

 ちょいとさかのぼって1969年にでらむからリリースされたジョニー・アーモンドって人のアルバム「Patent Pending」です。後にMark=almondというユニットで出て来ている片割れと言った方がわかりやすいのかも。自分はそっちの方がわかりやすくて、あぁ、あのアーモンド氏か…って思ったし。んで、ここでもSteve Hammondがギターで参加しているし、しかもQuatermass以前だからギターもきっちりとファズって弾いてくれてるだろうという期待感で聴いたんだよね。そしたら思いの外収穫の多いアルバムで…、まずは音。アルバム全体がものすごく雰囲気の良いジャズセッションロックアルバムで、見事に半分半分な感じで漂っているような感じ。中期ソフツ的かもしれん。ジョニー・アーモンドって人は吹奏楽系が得意な方なのでフルートやサックスなんかが結構強烈に鳴っているし、それが淡々と流れるからソフツ的とも言えるのか。そういうバックでのSteve Hammondはもちろん目立たないけど曲によってはしっかりファズったギターもキメてくれている。物足りないけど。

 そしてベースも凄いなぁ〜、これ誰だ?かっこ良すぎだろ、って思ったらRoger Suttonって人…あ?Riff Raffからニュークリアス?そうかぁ、そうやって繋がるのか…と。納得した次第。クールジャズっつうのか英国ジャズっつうのか…それでもやっぱりロックだし良いなぁ、いいよ〜。んで、クレジット眺めついでに見てるとAlan White…んあ?イエス?だろうな…って紐解くとやはりそう。なんか凄い面々だが、自分はそれを知らなかったのか?と。しょうがないなぁ、全部聴いてないもん。おかげで今更ながらこの「Patent Pending」にハマっている。こういうのは今の時代にはないからふるさを感じること無く刺激的なアルバムとして聴けるのが良い。



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フレ
Posted byフレ

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