Rupert Hine - Pick Up A Bone

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Rupert Hine - Pick Up A Bone (1971)
ピック・アップ・ア・ボーン

 あぁ、ここでも繋がってたのか…と感心しながら相変わらずのSteve Hammondさん関連徘徊をしていたのだが、そういえばこの人の作品って書いたっけ?ってみると書いてないんだな。割とまだまだ抜けてるのか英国B級ロック史関係…そりゃ全部は無理だしなぁ、抜けてるのは当たり前だけど自分の中では割と出し切ったかも、って思ってたからさ。そんなことでかなり久しぶりに聴くことにしたアルバムがこちら。

 Rupert Hineの1971年作品「Pick Up A Bone」。話題はと言えばロジャー・グローバーのプロデュース作品ってこととオーケストレーション系ではかなり良質な部類に入る作品ってこと。そこには先のPaul Buckmaster氏…チェロですね、今回は思い切り参加して活躍してます。QuatermassチームとしてはもちろんSteve HammondやPeter Robinsonも参加してる。ドラムのTerry Coxって…ペンタングルか?そしてロジャー・グローバーとまぁ豪華絢爛な…ってか今となっては知られた面々ばかりによるセッション、こうなるとほとんどジャズと同じく誰がリーダーかによる違いでのセッション集めみたいになってくるのは面白い。

 そして出来上がる音はオーケストラもあるけど普通にフォークやポップ、ロックやフォークや喜劇悲劇、プログレの類に入れられることも多いけどそれよりももっと果敢な挑戦と言うか、音的にヘンなプログレではなく姿勢がプログレで実験精神は旺盛、でも、きちんと聴かせることが意識されてるプロの音楽制作って感じか。その分普通にロックファンからは敬遠されちゃうかもしれない。Steve Hammondのヘヴィーギターなんて聴くべきところもないし、作品至上なんだろうなぁ。そんな音作り。名盤が云々っつうよりも時代を切り取った英国のロックアルバムになる。





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フレ
Posted byフレ

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