Chris Farlowe - From Here to Mama Rosa
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Chris Farlowe - From Here to Mama Rosa (1970)

ん〜、Steve HammondとPeter Robinsonのキャリアを追い掛けてみるとこの人達にとってQuartermassって単なるセッションバンドのひとつでしかなかったのかもなぁ…とか思う。まぁ、あの時代のバンドがアルバム一枚で消え去るってのが多いのはプレイするミュージシャン側にはもしかしたらジャズと同じくそれぞれ単発のセッションだったという意識だった人も多かったのだろうか。スタジオで名を挙げていたミュージシャンなんかはそういう認識だったとしてもおかしくないし、結構そういうミュージシャンが参加しているってのもあるから、そうかもな〜なんて思ったりする。中にはStill Lifeなんという参加ミュージシャンが分からなかったってのもあるくらいだし。
そんな事を思ったのは、クリス・ファーロウのアルバム「From Here to Mama Rosa」という1970年の作品を聴いているからです。この作品にもPeter RobinsonとSteve Hammondが参加してて、しかもSteve Hammondは大半の曲を書いてるという仕事量。もしかしたらQuatermass用に作ってた曲の流用かもしれないけど、圧倒的に違うのはなんつってもクリス・ファーロウの歌だからねぇ…、英国ロックヴォーカリストの中ではかなりの力量を持った方でコロシアム以外に代表的なバンドがなかったからさほど知られてないけど、その筋では…ってバックのメンツも同じだから玄人向けのロックだったんだろう。普通に聴いてて「なんじゃこりゃ?」って歌声だし。更にチェロ弾いてるPaul BackmasterもQuatermass参加者だったりして簡単にいえばクリス・ファーロウの歌のバックをQuatermassがやっているってな構図だ。ハモンドの音なんてモロそのままだもん(笑)。
ここまで来るとさすがにSteve Hammondのエグめのギターが目立つっつうことは無くって普通に落ち着いている感じになっちゃってて面白みに欠けるんで、やっぱバリバリと弾きまくる、自分主役みたいなバンドの方が個性は生きてくるんだなと思う。なまじっか器用すぎるミュージシャンだったんだろう。アルバムとしての質が良いか、ってぇとちょっとそういうんじゃないけど聞かせどころの多いアルバムに仕上がってるし決してつまらないアルバムではない。ただ、これだ、っつう個性には欠ける感は否めなくて、ってあたりか。それにしても面白いなぁ、こういう人達のお仕事探しってのは。

ん〜、Steve HammondとPeter Robinsonのキャリアを追い掛けてみるとこの人達にとってQuartermassって単なるセッションバンドのひとつでしかなかったのかもなぁ…とか思う。まぁ、あの時代のバンドがアルバム一枚で消え去るってのが多いのはプレイするミュージシャン側にはもしかしたらジャズと同じくそれぞれ単発のセッションだったという意識だった人も多かったのだろうか。スタジオで名を挙げていたミュージシャンなんかはそういう認識だったとしてもおかしくないし、結構そういうミュージシャンが参加しているってのもあるから、そうかもな〜なんて思ったりする。中にはStill Lifeなんという参加ミュージシャンが分からなかったってのもあるくらいだし。
そんな事を思ったのは、クリス・ファーロウのアルバム「From Here to Mama Rosa」という1970年の作品を聴いているからです。この作品にもPeter RobinsonとSteve Hammondが参加してて、しかもSteve Hammondは大半の曲を書いてるという仕事量。もしかしたらQuatermass用に作ってた曲の流用かもしれないけど、圧倒的に違うのはなんつってもクリス・ファーロウの歌だからねぇ…、英国ロックヴォーカリストの中ではかなりの力量を持った方でコロシアム以外に代表的なバンドがなかったからさほど知られてないけど、その筋では…ってバックのメンツも同じだから玄人向けのロックだったんだろう。普通に聴いてて「なんじゃこりゃ?」って歌声だし。更にチェロ弾いてるPaul BackmasterもQuatermass参加者だったりして簡単にいえばクリス・ファーロウの歌のバックをQuatermassがやっているってな構図だ。ハモンドの音なんてモロそのままだもん(笑)。
ここまで来るとさすがにSteve Hammondのエグめのギターが目立つっつうことは無くって普通に落ち着いている感じになっちゃってて面白みに欠けるんで、やっぱバリバリと弾きまくる、自分主役みたいなバンドの方が個性は生きてくるんだなと思う。なまじっか器用すぎるミュージシャンだったんだろう。アルバムとしての質が良いか、ってぇとちょっとそういうんじゃないけど聞かせどころの多いアルバムに仕上がってるし決してつまらないアルバムではない。ただ、これだ、っつう個性には欠ける感は否めなくて、ってあたりか。それにしても面白いなぁ、こういう人達のお仕事探しってのは。
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