Santana - The Woodstock Experience

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Santana - The Woodstock Experience
ウッドストック・エディション(紙ジャケット仕様)

 ロックは死んだ、もしくはロックはどんどん進化している、いずれも正解なんだろうと思うのは最近の自分の志向性を鑑みると感じる。ベビメタとかで新たにロックの面白さや奥深さや発展形なんかを見据えることもあるし、そこから派生して…いや深堀りしていくのもあるが、一方で自分の過去の知識の蓄積もあるからそれらと結び付けていくという脳内作業もあって、まぁ若い頃はシングルタスクだったのが歳を取るとマルチタスクになってきてそのウチマルチプロセッサになってくるから頭の中にそんな小部屋が幾つも出来上がってきてそこの書くのんされている内容が異なるんだが、それを結び付ける作業、ってのをイメージしてくれればと思う。文字に書いて初めて自分でも今そういうことかと納得したが(笑)。

 ウッドストック時代の産物は多数あったのだろうが、このサンタナなんかもきっとそうなんだと思う。初めてウッドストックを見た時ってまだガキの頃、もちろん普通に映画版のだけだからどれもこれもどの人もどのバンドも凄くてとにかく圧倒されてしまってさ、中でもやっぱりTen Years Afterとかジミヘン、ジャニス、、The Whoなんかに心奪われてしまうワケ。他のバンドとかにきちんと目が行く間もなくそっちを追いかけるので手一杯で夢中になっちゃうからね。その後ウッドストック見ると、おぉ〜とかあるんだけどやっぱ敵わない。だから実はウッドストックってよくしらないバンドも多い。まぁ、改めて見てみるとそっか、聴かないの多いなぁ…と。ただその中でも際立って思い出したのがサンタナさんでした。何か…宗教的で怖いのやってた、っていうイメージだな。

 ってことでサンタナの「The Woodstock Experience」ってのがCDでもリリースされてて、何とこの時デビューしたばかりだったんだね。スタジオ盤とライブをカップリングしたのが出てるから美味しい感じ。でもやっぱウッドストックのビデオがいいな、ってことで見るとやっぱ強烈じゃないですか。コンガ?パーカッションの音だが異質なんだけど、サンタナのギターにしても音へのアプローチにしても普通にこの時代のロック魂だよな。上手いけど。こんだけアグレッシブにギター弾いてくれるなら全部聞くけど、どうも自分の中ではもちっとフュージョンに近い人ってイメージがあって…、もちょっときちんとアルバムも聴いてみなかやなと思った次第。しっかしこのライブ、熱いな。





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フレ
Posted byフレ

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風呂井戸  
サンタナは奥深い

 サンタナは1969年の1stから虜になって、そして後から私はウッドストックの映像にお目にかかってと・・・もう四十数年聴いてきました。又彼のサンタナ・バンドでなく、Carlos Santana も印象深い。しかしやっぱりウッドストックは衝撃、そして「キャラバンサライ」「不死蝶」「ウェルカム」あたりものめり込みました(笑い)。昔日本に来た頃相当に落ち込んでましたが・・・、近年の「スーパーナチュラル」以来は花が咲いて良かったです。そうそうアルバム「On the road to Woodstock」という初期サンタナも結構聴きどころです。

2014/08/04 (Mon) 19:32 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>風呂井戸さん

たくさんリリースされてるんでどこかで楽しもうかな〜とは思ってますが…、とりあえず初期作品あたりからでしょうかね。

2014/08/06 (Wed) 22:36 | EDIT | REPLY |   

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