Kenny Wayne Shepherd - Going Home

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Kenny Wayne Shepherd - Going Home (2014)
Going Home

 アグレッシブなブルースロックを…ってことでケニー・ウェイン・シェパードのソロアルバム新作…新作っつうかカバー集がリリースされたばかりだったのでコイツは丁度良い、ってことでついでながら聴いてみる。おぅおぅ〜、やっぱり自分のソロアルバムで、しかもカバーアルバムだからかギター弾きまくってるじゃないですか♪しかも自分的には全然詳しくないけど多数ゲストを迎えて話題作りもしっかり出来ているし、音もバリエーションに富んでてなかなか飽きさせない作りが良いね。

 ケニー・ウェイン・シェパードの2014年リリース作品「Going Home」。今までと何がどう違うんだ?って訊かれてももちろん答えられませんが(笑)、太いのから細いのまで多彩なギターのトーンを楽しめるのは相変わらず、音楽的にもカバーと言いつつもかなり個性的なチョイスをしているからホント色々なタイプの曲が詰め込まれている感じ。元ネタ知らないのも多いんで適当ですが、聴きやすいね。ゲスト陣はかなりアクセントになってる感じなのでアリだろうな、こういうの。それにしてもゴキゲンなサウンドでブルースっつうよりもロックに近いのも多いですな。アメリカのこういうのも久々に聴いたんで、良い雰囲気だな〜と暑い夏をぶっ飛ばすような勢い。もっともそんなんは後付な理由です…。

 よくよく聴いてると元ネタのギタリストのトーンに似せた音でプレイしているのかもなぁ…と「悪い星の下に」を聴いてて思った。SRVの「House is Rockin'」なんかもそうだし…、プロの出すカバーアルバムってその人の個性を出さなきゃってのもあるんだろうけど、こうやって好きなモノをプレイしてくれているのはその人の作風に広がりが出て良いのかもな。クラプトンなんかは何弾いてもクラプトンになっちゃって面白くないけど、まだこうやってそのアイドルに成り切ろうとして弾いているのは幅が広がるしいいんじゃないかな、と大人の聴き方なんてね。







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フレ
Posted byフレ

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風呂井戸  
時にはブルースを・・・

 いっや~~、解りますね。時にはブルースを聴きたくなりますね。私のようなものは過去の中から聴いているんですが、クラプトンよりは何と言ってもスノーウィ・ホワイトのブルース・ギターの音に痺れるんですね。彼は地味ですけど好きなんです。そこで”Snowy White Blues Project”のアルバムを引っ張り出して聴いてました。
 ここに紹介して頂いた Kenny Wayne Shepherd も、所謂ブルースから、ロカビリー まで頑張ってますね。やっぱり若い輩もこの世界は捨てがたいのですね。少々注目してみます。
 

2014/07/28 (Mon) 15:48 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>風呂井戸さん

スノーウィさんですか〜、器用な方ですね。
自分的には綺麗なブルースを弾く人、な感じです。
いつまでも古いのだとやっぱ、ね、アレなんで新しいのも…なんですが、結局は落ち着くトコで落ち着きます(笑)。

2014/07/31 (Thu) 20:55 | EDIT | REPLY |   

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