Joe Bonamassa - Driving Towards the Daylight

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Joe Bonamassa - Driving Towards the Daylight (2010)
Driving Towards the Daylight

 ちょっとブルースに浸りたいな〜なんて思ってももう古いブルースは割と聴き飽きてると言うか、何回も聴いてるからもうちょっと刺激的なの…と探したくなった。一時期女流ブルースギタリストにもハマったんでそのヘンも有りだけど、やっぱりジョニー・ウィンターを聴いた後となるとギャラギャラと弾いてるテキサス系の音が聴きたく鳴る。かと言って…ってトコで面倒になってきてiTunesでネットラジオ→Bluesチャンネルで適当な局を選んで流すと、おうおう〜心地良いの結構流れるじゃないか、と。もうさ、面倒だからこれでいいや…ってことにしたかったけどブログの性格上そうもいかないのでそこで流れてて流石だな〜ってのをちょいと。

 Joe Bonamassaの2010年作品「Driving Towards the Daylight」。この人ももうベテランだしどんだけアルバム出してるのかもわからんけどBlack Country Communionでグレン・ヒューズ、ジェイソン・ボーナムと三人でやってたりして、かなりロック・フィールドには知られた存在だろうし、既にいろいろな人ともセッションしたり作品を作ったりして自分自身も様々な試みを楽しんでいるようだ。ちゃんと整理しないとな…と思いつつもそこまで進む何かに欠けている自分的には流すと心地良い人の一人になってしまっている。出身地で語れるもんでもないけどニューヨーク出身ってのもあるのか、ヘヴィーブルースだけどどこか洗練された音に聴こえるのは気のせいだろうか。

 そんな事よりも中味だが、もちろん心地良い。スタンダードなリズムに多様なアプローチ、それでいてジョー・ボナマッサ的なプレイ、弾きすぎないしアンサンブルも小洒落さも見事。更にはゲスト陣も見事なもので若手のブルースギタリストからエアロスミスのベーシストの参加などなど、そして選曲はオリジナルとブルースメン達のカバーを混ぜこぜと入れて聴きやすさを増した作品に仕上げている。ホント、もうここまで来ると職人芸でしかないよなぁ、安定しすぎててトーンもほぼ同じだから何か聴き込めないんだけど、ただそれでもこんだけ聴かせてくれるからやっぱ凄いよね。







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フレ
Posted byフレ

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