Chuck Berry - Live at the Toronto Peace Festival 1969

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Chuck Berry - Live at the Toronto Peace Festival 1969 (2009)

Live at the Toronto Peace Festival 1969 [DVD] [Import]

 「Johnny B Goode」を知らないロック好きもいないだろうが、ジョニー・ウィンターが自身の名前が付いた楽曲ってのもあるだろうし、もちろんR&Rの定番というのもあってほぼ自分のモノにしてプレイしていたことは知られている。もちろんそれを聴いていながら、ふとオリジネイターのチャック・ベリーって生きてたっけ?と気になって調べちゃいました。死んだっていう報を聞いた記憶もないから多分生きてるんだろうけど今幾つ?って。そしたら87歳でまだ存命だってさ。ちょっと前もライブやって何かのイベントに出演したらしい写真とかもあって現役らしい…恐るべし。フィフティーズを生き延びてきた連中って基本的に頑健なんだろうと思う。あの時代からずっとドサ回りして一人で生き延びてるんだから少々の事じゃ死なないだろうし、もちろん長く生きて楽しんでいることの方が良いに決まってる。そんなことを思った次第。

 知らなかったなぁ〜、こんなのリリースされてるんだ。1969年のトロントでのチャック・ベリーのライブ「Live at the Toronto Peace Festival 1969」、しかもD. A. Pennebakerの撮影によるもの…ってアンタ、ジョン・レノンのトロントライブ出演時のヤツじゃないか。出演してたのは知ってたけど2009年にDVDやブルーレイでリリースされてたみたいで、なかなかびっくりな代物。チャック・ベリーってさ、見ないじゃない?古い映像だとテレビショウとか口パクだしライブ丸ごとなんて残ってないだろうし、見る機会もないしさ。だからコレ見つけてちょっと嬉しい。今までチャック・ベリーをじっくりと映像で見れたのってキースと一緒にやってたヤツくらいしかなくてさ、それも80年代だったからちょっと終わった感もあったし。それが1969年のトロントのステージ上でのライブが見れるんだからいいね。

 真面目に見る気もなく流してみたら真面目にじっくり見ちゃった。何せ知らない曲が無いんだから(笑)。いつものようにチャック・ベリーが適当にギター弾き始めてバンドが勝手に付いてくるというスタイルはこの頃も既にそうなってる。オリジナルのR&Rってのはこんなに緩いものか…ってか心地良く楽しめるものなのか、ってのは映画に映しだされる観客の姿が証明している。ジョン・レノン達が夢中になったR&Rのそのままの姿を楽しめるし、こういんで良いんだなみたいなさ。ダックウォークも惜しげなく披露してくれるし何と言っても歌が上手い。大道芸人だから当たり前だけど上手いし通るしハッキリしてるし多分デカいんだろうし見事なまでに完成されたパフォーマンスが今の時代と較べてみても明らか。ちょっとびっくりした映像だったな。多分他にもいろいろな人の貴重な映像はこうしてリリースされているんだろう。



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フレ
Posted byフレ

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デューク中島  
記録されてるだろうなあ

とは思ってましたけど、セールスに結びつかないだろうから リリースは 意外です。ジョンの前にやってる 大御所たちの演奏の画像観ますと 心中 面白くないのか、別に気にしてないのか よく分かりません。チャックベリーは フルでもOKですが、リトルリチャードの濃すぎるメイクを フルで観るのは無理です(笑)。

2014/07/25 (Fri) 20:00 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

今はちょっとでも売れれば出すでしょうからねぇ。どんどん発掘してほしいモンです。

2014/07/27 (Sun) 19:15 | EDIT | REPLY |   

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