Blackfoot - Highway Song Live

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 サザンロックの定義からはどうにも大きく外れる気がするのだがレイナード・スキナードのドラマー、リック・メロドックがフロントに立って結成されたバンドってことでサザンロックの範疇で語られることが多いブラックフット。日本では結構マイナーな扱いとなっているらしいが今年紙ジャケでも再リリースされているので入手しやすいはず…。とは云いながらこのバンドをマジメに聴いていたのはもう15年以上前の話で実に久々に聴いたのだが、やっぱりハードロックバンドだろう(笑)。

 …多分、一番記憶に残っているのが「Highway Song Live」だからかもしれない。で、もちろん今回聴いたのもこのアルバム♪だってさ、一番アメリカンロックな感じで、聴きやすい音なんだもん。ただ、まぁ、何度も聴いていると飽きるだろうなとは思うが、やっぱりワイルドなアメリカを体感するにはピッタリのアルバムで、過去何年間からの寄せ集めにもかかわらずやっぱハードロック。英国ハードロック好きってのが出てるのか、そこへ南部の独特の乾いた土の香りが入ってくるから強烈なグルーヴがあって、多分それこそがいわゆるアメリカンロックの王道とも呼ばれる原型を作ったんじゃないかな、なんて思う。エアロスミスやブルース・スプリングスティーンなんかとは全く異なるアメリカらしいサウンドで、そういう意味ではアメリカって懐が深いのかなぁ。

 それはそうと、初期のブラックフットってアルバムジャケットが面白いんだよ。最初はコブラで、その次黒豹でその後はイーグルのどアップを使っていてまぁ、覚えやすかったな。で、三枚目辺りではあのユーライア・ヒープのケン・ヘンズレーが参加してきてバリバリのハードロックになるわけだ(笑)。まぁ、昔から歌メロとか歌声とかリズムとかギターの音なんてのがそれに近かった気はするのでこんなバリバリのハードロックでもおかしくない。しかし最近のハードロックバンドとも全くヒケを取らない凄いハードロックだから結構いいんじゃない?曲の単調さはやむを得ないけどそれこそがアメリカンロックの醍醐味だしね。
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フレ
Posted byフレ

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