Patti Smith - Depravity (New York May 28th 1975)

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Patti Smith - Depravity (New York May 28th 1975)
Depravity (New York May 28th 1975)

 人間がロックな人ってのがいる。別にロックだ!とか何とか騒がなくても存在しているだけでロックな人ってヤツ。代表的なのはキース・リチャーズとかだろうか、あの年になってもまだロックしている人ってのは多分他にはいない。以降の世代になってくるといくつか散見されるけど、やっぱ凄いよな。んで、女性になるとガクンと減る。当たり前だけどそもそもの数が少ないから目立たない上に途中で皆色々な理由でいなくなるからね。パッと名前が浮かぶのはパティ・スミスとクリッシー・ハインドか。そもそも女性でロックの領域にいる時点で人間がロックなんだが、やっぱり古い人間だし今でもそのままロックな人のまま現役なのは嬉しいね。

 1971年に珍しくも詩人としてライブデヴューしてそこらのハウスを駆け巡り、いつしかアート集団やロック集団のアングラ連中とたむろするようになり…とロックそのままの生活をしていた女流詩人パティ・スミス。この頃に既にお子様を一人出産していたと聞いてびっくりしたけど、思い切りそういう所にいた人だったんだなぁ…と。やっぱり昔から好きなアーティストの一人だったんでアルバムなんかは割と聴いてて、90年代の復活時はホントに驚いたし来日公演も行ったし、その迫力とパフォーマンスには結構驚いた。根っからロックな人でさ…、その頃アレコレと来歴漁ってると悲惨でさ…暗いんだよね。昔から暗かったけどそういう人生を背負ってたのか、とか色々。ある意味人生を生々しくそのまま出しているだけの人なんだけど、だからこそ共感を生む…ウソがないと言うのか、そのヘンだろうな。女性ならではと言えるのかもしれない。

 アマゾン見てて「Depravity (New York May 28th 1975)」なんてのがあったからジャケットも良いし、またいい加減なCDかと思ったら一応ちゃんとリリースされた代物なのか?HMVとかでもインフォあるから多分正式なリリース作品だろうと。元ネタは昔からその筋では出回っていた1975年5月のニューヨークでのライブソースなんで初めて聞くワケでもないけど、パティ・スミスのまとまったライブソースとしてはかなり初期の部類になるアイテム。その前はこれもアマチュア時代のテレビジョンとのライブが有名か。アルバムデビューは1975年の12月だからデビューより全然前でアルバムの録音にすら入っていない時期なので貴重性は随分と高いし、それでもこんだけのソースが残されているってのはアングラな活動時期でも既に話題だったってことだ。熱い、と言うのとはちょっと違うけどやっぱり濃いライブで、まだまだカバーが多いんだけどオリジナルも半分くらいあってファーストの「Horses」骨格を垣間見ることが出来るね。



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フレ
Posted byフレ

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デューク中島  
下世話なコメントですみません

パティスミスのカバー、マイ ジェネレーション、ヘイジョー、グローリアとか いいですよね。さて、ご存じかと思いますが、昔、水上はるこ女史が「ライブハウスで何かのバンドを観た時に 観客の男と意気投合して、それが メジャーデビュー前のテレビジョンのビリーフィッカだった。ビリーの住んでる所に行ったら 一緒に居たのが トムヴァーラインとパティスミスで、しばらく四人で暮らした…」って話を書いてました。凄い組合せだなぁ!! とビックリすると共に ご本人は 触れておられないけれど、それなら 水上さんは、ビリーフィッカと おやりになってたの!? と思ったものです。

2014/06/26 (Thu) 14:34 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

…ってか恋人だったんじゃないっすかね?
後にはパティと、って話にすり替わってましたが。

2014/06/29 (Sun) 19:38 | EDIT | REPLY |   

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