C.S.N&Y - Deja Vu
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C.S.N&Y - Deja Vu (1970)

前も書いたかな…、アメリカのバンドの名盤とか名作ってのはほぼ間違いなく誰が聴いても名盤だろうし名作として語られるだけの作りをしているのは確かだ。だからあの名盤が駄作だ、とかそういうのは自分も書くんだけどどうあったって一人よがりの単なる好みの問題だと言い切れる。ただし音楽を聴くというリスナー的行為について「好み」以外の要素は不要なので「名盤だけど興味ない」ってのは大いにアリな話だし、自分はそう考えてるね。これが作り手から聴いた場合はまた異なるし、売る側からしたら更に異なる。それをゴチャゴチャにしてああだこうだと語るもんだから語弊を面喰ものが多いんだろうと勝手に解釈。
好みという中では自分には全然響いてこなかったアメリカの一連の名盤達。好きな人は好きだしわからんのか〜と嘆きたくも叱りたくもなろうが、しょうがない。でもね、何度か挑戦するんです、今回みたいに。…ってことで金箔押しジャケットの目立ったクロスビー・スティル・ナッシュ&ヤングの「Deja Vu」たるアルバム、1970年リリースでウェストコースト・ロックの代表作としてもよく挙げられているし中古レコード屋行けばかならずと言っていいくらいジャケットにレコードの輪跡がついたものを安く見かけたものだ。その中味については…ってか、そもそも随分若い頃にニール・ヤングは聴いたことあったんだけど全然ダメで、それもあったからCSN&Yなんて以ての外でね、手に取って聴こうなんてのはもう全然なかったワケ。ただ、何度と無くアメリカの名盤シリーズに挑戦したこともあって全く聴いたことないってワケでもなかった。もちろん毎回ダメなんだが…。
んで今回です。あぁ、こんなに多彩なサウンドが詰め込まれてたのか…、実験的な音も多いし挑戦的な曲もたくさん入ってる。今聴けばそりゃアレだけど、それでもその野心とかトンガリ具合ってのはビシビシ響くね。多分この一作だけ聴いてどうの、ってグループじゃないし、歌詞とか風土とかそういうのも含めてアメリカをある程度知らないとわかんないかもな…ってかそういう側面から愛されたグループだろうし。自分的にはね、バリバリのロックじゃないからダメだったんだろうと。一方でトラッドやフォークなんかも好きだからそういう側面で聴いてみれば?ってのあるけど、このヘンのはどうもレイドバックしすぎてて、そこに前に向かう姿勢とか野心みたいなのが感じられないから苦手なんだろうな。やっぱり「ロック」という言葉の定義には「ガツン」が必要なんです(笑)。

前も書いたかな…、アメリカのバンドの名盤とか名作ってのはほぼ間違いなく誰が聴いても名盤だろうし名作として語られるだけの作りをしているのは確かだ。だからあの名盤が駄作だ、とかそういうのは自分も書くんだけどどうあったって一人よがりの単なる好みの問題だと言い切れる。ただし音楽を聴くというリスナー的行為について「好み」以外の要素は不要なので「名盤だけど興味ない」ってのは大いにアリな話だし、自分はそう考えてるね。これが作り手から聴いた場合はまた異なるし、売る側からしたら更に異なる。それをゴチャゴチャにしてああだこうだと語るもんだから語弊を面喰ものが多いんだろうと勝手に解釈。
好みという中では自分には全然響いてこなかったアメリカの一連の名盤達。好きな人は好きだしわからんのか〜と嘆きたくも叱りたくもなろうが、しょうがない。でもね、何度か挑戦するんです、今回みたいに。…ってことで金箔押しジャケットの目立ったクロスビー・スティル・ナッシュ&ヤングの「Deja Vu」たるアルバム、1970年リリースでウェストコースト・ロックの代表作としてもよく挙げられているし中古レコード屋行けばかならずと言っていいくらいジャケットにレコードの輪跡がついたものを安く見かけたものだ。その中味については…ってか、そもそも随分若い頃にニール・ヤングは聴いたことあったんだけど全然ダメで、それもあったからCSN&Yなんて以ての外でね、手に取って聴こうなんてのはもう全然なかったワケ。ただ、何度と無くアメリカの名盤シリーズに挑戦したこともあって全く聴いたことないってワケでもなかった。もちろん毎回ダメなんだが…。
んで今回です。あぁ、こんなに多彩なサウンドが詰め込まれてたのか…、実験的な音も多いし挑戦的な曲もたくさん入ってる。今聴けばそりゃアレだけど、それでもその野心とかトンガリ具合ってのはビシビシ響くね。多分この一作だけ聴いてどうの、ってグループじゃないし、歌詞とか風土とかそういうのも含めてアメリカをある程度知らないとわかんないかもな…ってかそういう側面から愛されたグループだろうし。自分的にはね、バリバリのロックじゃないからダメだったんだろうと。一方でトラッドやフォークなんかも好きだからそういう側面で聴いてみれば?ってのあるけど、このヘンのはどうもレイドバックしすぎてて、そこに前に向かう姿勢とか野心みたいなのが感じられないから苦手なんだろうな。やっぱり「ロック」という言葉の定義には「ガツン」が必要なんです(笑)。
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