Bruce Springsteen - Darkness on the Edge of Town

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Bruce Springsteen - Darkness on the Edge of Town (1978)
Darkness on the Edge of Town

 グルっと回って何かとってもシンプルなロックが聴きたいな、なんて気になった。…最近さ、さすがに昔ほど情熱的にロックに対するハングリーさが無くなってきていて、音楽として何かを聴きたいなとか言う欲求もちょいと薄れてきていて、歳のせいなのかそんな時期なだけなのか、そもそも自分はロック好きでもなくなってきたのか?みたいに色々と思う所はあるんだが、もう9年以上もブログでほぼ毎日ネタ書いてるワケで、それだけで3000以上記事があるんだからそこそこの枚数を聴いてるんだもんな、ブログ上でのネタは途切れてくるはずだ(笑)。聴くのは聴いてるけど、さすがにブログに出て来てないのが減っているって話だとするならばまだまだやっぱりロックは好きだ、と思う。

 1978年にリリースされたブルース・スプリングスティーンの影の名盤と言われる「Darkness on the Edge of Town」なんてのを聴いてみた…、と言うかこの人に対する自分のスタンスって「Born In the USA」でしかなくて、そもそもアメリカンなロックの代表格な人だから全然通ってないし、しかも売れてる人だから追いかけることもなかったし…、それでもどんなことしてきた人だとかは何となく知ってる。パティ・スミスとの「Because The Night」が大きいかな、単なる売れ線ロッカーじゃなさそうだ、ってのは。ボウイともやってるしさ。まぁ、尾崎豊そのもの、ってのが一番わかりやすかったけど(笑)。何でまたコレ?なんだけど…、ホント、シンプルにロックの暑苦しいのを聴きたかったから。聴いてるとおせっかいな感じするじゃない?おせっかいっつうか言い放ったもん勝ちみたいなトコがさ、ただ、そこってハマると一生ついていきます、みたいになっちゃう部分だけど…そういうのもわかりながらね、今また聴いてみた。

 暑いな…いや、熱いな…やっぱ。ちょっとダウナーな時に聴いたら元気になるとかそういうのはあるかも。キャリア的にどうのとかよくわかんないけど、ひとつのピーク時に出来上がった作品みたいで、バリエーションに富んだ作品、そしてどれもこれもがきっちりと魂込められた歌だったり曲だったりしてストレートにわかりやすい。そういうのが聴きたかったから、丁度良かったかも。アメリカのロックを聴く時の必要レベルってそこが大半だし。素直にいいな、と思うアルバム。でも、こういう世界だけじゃ飽きちゃうから、っていうのもある。一般的にはすごく良いアルバムだよ、これ。



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フレ
Posted byフレ

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クリタカ  
♪アーメリカ生まれさぁ~

 日本での初お目見えは2nd「Eストリート・シャッフル」でしたか・・・。当時CBSも大々的に売り出そうとして、雑誌の1ページまるまる使って広告出していたのを思い出しました。「明日なき暴走」まで割りと好んで聴いてました。でも徐々にメジャーになるにつれ「おらぁアメリカ背負ってるんだ!」的な雰囲気がどうにも鼻についてしまい段々聴かなくなりましたね。音的にもドンドン洗練されちゃって・・・なんだか遠い人になって行く様なさみしい感じ。元々はもっと身近な「オラがストリートのロック仲間たち」でしたのにね。

2014/06/13 (Fri) 20:28 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>クリタカさん

どこか「ロッキー」と被りますな…

2014/06/14 (Sat) 14:36 | EDIT | REPLY |   

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