Al Andaluz Project - Salam

0 Comments
Al Andaluz Project - Salam (2013)
サラーム

 Mara Aranda周辺をちょこっとながら漁ってみる…、何と言うのか音楽性とか楽器の構成とか、そもそもどれがどんな楽器でどんな音色なんだ?ってのから追求しないとわからない世界だからさ、面白いんだけどそこまで今は追求しきれていなくて、ただ聴いてるとこの音面白いな、とかどんな楽器なんだろ?みたいに思うのもあって、その辺は今はラクな時代なんでYouTube見て写真眺めて、ホォ…こういうのなのか、何て楽器?みたいに探れるんだろうね。「ろうね」ってのはそれやってないから(笑)。もっときちんと追いかければやるけど、今時点ではまぁ、流しておけば良いか…それでまだまだ気になってくるものもあるし、と適当なスタンス。元来のファンからしたら何だコイツ的なトコだけどさ…、ま、そんなもんです。

 Al Andaluz Projectという名義でMara ArandaとEstampieというドイツの古楽バンドのフロントレディによるユニットがあって、そいつがまた3枚のアルバムと1枚のライブアルバムを出しているみたいで…、そうか、どんなんだろ?と軽い興味で聴いてみたのが今のところの新作「Salam」。もちろんあれがそこがどうだ、と語れるワケもないんだけど、L'ham de Focよりももっと綺羅びやかさが漂い、Mara Arandaソロアルバムよりももう少し色彩の多い音色が多い感じでやや明るめ。ドイツの古楽ってのが入ったからって明るくなるモンでもないだろうから、そういう志向性が何処かに働いたんじゃないだろうか、もしくはもっとロック寄り…って言えばヘンだけどリズミカルで軽やかに、みたいな雰囲気を取り入れたと言うのか…、こうなるとEstampieってバンドが気になってくるワケでして…、えぇ、今挑戦中です(笑)。

 Al Andeluz Projectって面白いかも。結構取っ付き易い部分あるし、歌も二人だからなのか単調にはならないでそれぞれのカラーが明白に出てくる。Mara Arandaの方は自分が何となく聴き知っているので旋律なり歌声なりが「あ、これだな…」みたいにわかるもん。逆に言えばSigrid HausenというEstampieの女性ボーカルのこと知らないからわかりやすく響くのかもしれない。でも、似ていながらかなり異なる旋律とかセンスとか民族性ってのがあるんだ…ってのを実感する所が面白い。音楽の深さだよな。そんなことを思いながら心地良く楽しんでる摩訶不思議なサウンド。





関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply