Fairport Convention - Live Convention
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Fairport Convention - Live Convention (1974)

Led Zeppelinの3枚目あたりから4枚目ってのはロック色もあるけどそれ以上に深みをもたらしているのがトラッド的な世界の導入。これで他のバンドとは圧倒的に異なるという一線を引いているのは明らかで、そもそもジミー・ペイジをしてLed Zeppelinはトラッドバンドかハードロックバンドかどちらに進めようかと最初は考えたらしい。伝説のセッション状況を聞けばそんなの即座に決まっただろうと思うのだが、個人の音楽的欲求としてはそういう感覚もあったそうで、即ちバート・ヤンシュやジョン・レンボーンなどのトラッドフォークギターのギタリスト的に追求してみたい世界もあったみたい。Led Zeppelinでアルバムを進める毎に余裕と音楽的嗜好を出すことも出来、且つバンド全員がそういった方向性も難なくこなしながら、と言うよりも更に強烈なスタイルになっていったことを実感していったのもあってかトラッド色はLed Zeppelinのひとつのカラーとして出るまでに成長していった。な〜んてLed Zeppelinの事書いてるけど、そんなのを聴いてたもんだからロックとトラッドの美しき融合ってもうちょっと無いんだろうか?って探してみたけど…やっぱ無いんだね。唯一無二な世界なんだよ。でもその辺漁りたかったからコイツで。
Fairport Conventionの初のライブアルバム「Live Convention」。今じゃボーナストラックとか付いて結構な長さのライブアルバムCDになっちゃってるけど元々は9曲入りのコンパクトなライブアルバム、売りはもちろんサンディ・デニー復帰ライブアルバム、となる。まるで情報が入らなかったことで随分と小さなハコで行われた日本初来日公演なんてのも実現していたのだが、もちろん歴史の彼方に追いやられていてその実態を追求できるほどのリソースは無い。ただ、言われているのは皆が皆Fairport Conventionか…、今のメンバーなら見なくてもいいか、くらいで行ってみたらサンディ・デニーが歌ってた、ってな話。逆にリチャード・トンプソンがいるだろうと思ってたらいなかった、とか。それよりもデイブ・マタックスの音のデカさとかどうだったんだろ?なんてのも気になるが、そんな時代だったみたい。んで、その頃のライブを記録したのが「Live Convention」だけど、ただ、サンディ・デニー参加のライブと参加前のライブが一緒くたに入ってるので全部が全部サンディ・デニー復活モノじゃない。問題ないけど(笑)。
やっぱね、リチャード・トンプソンがいないからだろうけどスリリングなテンション感は欠けてて叙情性を前面に出した感じ…、スウォーブリックのフィドルは衝撃的に花開く瞬間もあるけどちょっとあと一歩的…、でもジョン・ドナヒューのギターもしっとりとしててかなりの味わいを楽しめるのでこれはこれでひとつのFairport Conventionな世界。初期のテンションから成熟しまくった時期とでも言えるかな。幾つかのサンディ・デニーのソロアルバム収録作もやっててメンバー皆仲良く…って感じでなかなかのライブ盤に聞こえるけど、今はもうアチコチの初期のライブアルバムが乱発されてるからそれらと比べてみるとちょいと大人しい感じもあるか。

Led Zeppelinの3枚目あたりから4枚目ってのはロック色もあるけどそれ以上に深みをもたらしているのがトラッド的な世界の導入。これで他のバンドとは圧倒的に異なるという一線を引いているのは明らかで、そもそもジミー・ペイジをしてLed Zeppelinはトラッドバンドかハードロックバンドかどちらに進めようかと最初は考えたらしい。伝説のセッション状況を聞けばそんなの即座に決まっただろうと思うのだが、個人の音楽的欲求としてはそういう感覚もあったそうで、即ちバート・ヤンシュやジョン・レンボーンなどのトラッドフォークギターのギタリスト的に追求してみたい世界もあったみたい。Led Zeppelinでアルバムを進める毎に余裕と音楽的嗜好を出すことも出来、且つバンド全員がそういった方向性も難なくこなしながら、と言うよりも更に強烈なスタイルになっていったことを実感していったのもあってかトラッド色はLed Zeppelinのひとつのカラーとして出るまでに成長していった。な〜んてLed Zeppelinの事書いてるけど、そんなのを聴いてたもんだからロックとトラッドの美しき融合ってもうちょっと無いんだろうか?って探してみたけど…やっぱ無いんだね。唯一無二な世界なんだよ。でもその辺漁りたかったからコイツで。
Fairport Conventionの初のライブアルバム「Live Convention」。今じゃボーナストラックとか付いて結構な長さのライブアルバムCDになっちゃってるけど元々は9曲入りのコンパクトなライブアルバム、売りはもちろんサンディ・デニー復帰ライブアルバム、となる。まるで情報が入らなかったことで随分と小さなハコで行われた日本初来日公演なんてのも実現していたのだが、もちろん歴史の彼方に追いやられていてその実態を追求できるほどのリソースは無い。ただ、言われているのは皆が皆Fairport Conventionか…、今のメンバーなら見なくてもいいか、くらいで行ってみたらサンディ・デニーが歌ってた、ってな話。逆にリチャード・トンプソンがいるだろうと思ってたらいなかった、とか。それよりもデイブ・マタックスの音のデカさとかどうだったんだろ?なんてのも気になるが、そんな時代だったみたい。んで、その頃のライブを記録したのが「Live Convention」だけど、ただ、サンディ・デニー参加のライブと参加前のライブが一緒くたに入ってるので全部が全部サンディ・デニー復活モノじゃない。問題ないけど(笑)。
やっぱね、リチャード・トンプソンがいないからだろうけどスリリングなテンション感は欠けてて叙情性を前面に出した感じ…、スウォーブリックのフィドルは衝撃的に花開く瞬間もあるけどちょっとあと一歩的…、でもジョン・ドナヒューのギターもしっとりとしててかなりの味わいを楽しめるのでこれはこれでひとつのFairport Conventionな世界。初期のテンションから成熟しまくった時期とでも言えるかな。幾つかのサンディ・デニーのソロアルバム収録作もやっててメンバー皆仲良く…って感じでなかなかのライブ盤に聞こえるけど、今はもうアチコチの初期のライブアルバムが乱発されてるからそれらと比べてみるとちょいと大人しい感じもあるか。
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