Greenslade - Live in Stockholm-March 10th 1975

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Greenslade - Live in Stockholm-March 10th 1975 (2013)
Live in Stockholm-March 10th 1975

 やっぱ70年代のロックが好きだ。それは即ちギターを中心としたスター然としたロックヒーローの姿が眩しく見えるからにほかならないのが最初。もちろん幅広いサウンドを聴いたりバンドを見たりしたけど本質はそこだ。ロックってのはカッコ良くなきゃいかん、ってのあるもん。んで、いろいろ聞くけど、やっぱりカッコ良いって思って聴き続けるのはギターがカッコ良いのが多い。まぁ、それこそロック的な所だしロックたらしめている部分だろうし…と。ところがこれだけ色々なバンドがあると皆チャレンジするからギターレスのバンドってのもあったり、ギターが中心でないバンドも勿論多い。音を聴いていればそれもカッコ良いな、ってのも思うけどやっぱりどこか物足りなくなっちゃう。まぁ、いわゆる「ガツン」がないんだよね。だから結局ギターにその「ガツン」を求めるとか…。

 そんな自分の好みの中でいつ聴いてもいいなぁ、カッコ良いな〜、ギターなんて全然出て来ないのに、ってバンドがGreensladeだ。自分的には鍵盤中心のバンドとしてならEL&Pよりも断然Greensladeでして、大抵の他のプログレバンドよりも全然聴くことも多いし好みでもある。破壊力って点ではちょいと欠ける部分あるけど美しさやポップさ綺羅びやかさ、それでいて粗暴なロックさ加減やテクニカル面、2台の鍵盤による「ガツン」度、これが多分肝だろう。2台の鍵盤がいるからこそ一台が普通に鍵盤の要素を醸し出してもう一台はリード鍵盤を弾く、即ちギターと同様に厚みを出して聴かせるという…、しかもグリーンスレイドもローソンもテクニカル面でもセンス面でも同等の域にあるから何ら違和感はないし、その合間をマカロックの絶妙な小技の効いたドラミングが埋め尽くす…、見事だ。

 あ、聞いているアルバムは1975年のストックホルムでのライブの発掘音源「Live in Stockholm-March 10th 1975」ってヤツ。前にも違うタイトルで出てたり、アングラでも古くから発掘されていたラジオ音源なんだが、これねぇ、Greensladeとしては終焉に向かっていると言っても良い頃のライブで、既にトニー・リーブスは脱退してるし、熱気という面では多分全盛期程じゃないんだろうとは思うけど、それでもやっぱりGreensladeだ〜っていう音ばかりでゾクゾクしちゃう。4枚目の「TIME AND TIDE」ってアルバムリリース前でプロモーション的にやってるショウらしいが、まぁ、後の時代に聴く分にはそんなのあんまり意識しないからなぁ…。リアルでラジオ聞いてたら、何だこれ、知らない曲ばかりだ…新作アルバムからかなぁ、楽しみだなぁ〜っていう感動があるんだろう。

 憂いさとポップさ、そして割と粗野にも聞こえるボーカルスタイル、ステレオ感たっぷりに宙を舞う2台の鍵盤、手数の多いドラミング、合間を縫うベースラインの派手さ、どこを斬っても非の打ち所がないくらいのスタジオ作を見事にライブで演じ切っている発掘ライブ音源、いいねぇ、これ。

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フレ
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