Wishbone Ash - Wishbone Four
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Wishbone Ash - Wishbone Four (1973)

遡り型でバンドのアルバムを聴く時、または集めていく時ってのはきっかけとなったアルバムがあって、その前後を漁るというパターンと最初から順に聴いていくというパターンがあった。メジャーな作品が多くないバンドは大抵その前後のアルバムから入っていくし、それなりに残っているバンドなんかは最初のアルバムから順に聴いていく感じが多かったかな。今となっては発掘音源もあったりするからそんな聴き方も大変になっている気がするけど、自分が70年代を漁る頃はまだそんなに大変じゃなくて、それぞれのバンドのアルバムリリース順にジャケットが思い浮かんだものだ。それでレコード屋で見つけたら買ってって並べていく。順番に買おうとするとチャンスを逃すから買っておいてあとで聞くって事も多かった。楽しかったなぁ〜。
Wishbone Ashの4枚目のアルバム「Wishbone Four」はそういう意味ではもちろん「Argus」から入って最初から順番に聞き直していったバンドの作品だ。まぁ、制覇しながらじゃないから好みが出てくるバンドで、ファーストの「Wishbone Ash」はなかなか気に入ったけどセカンド「Pilgrimage」はそこまではハマれなかった。「Argus」はもちろん何度も聴いた作品になったけど、この「Wishbone Four」は何かほとんど好みじゃなくて聴いた回数も少なかった気がする。この後の「Live Dates」は割と好きで聴いてたけど…、そこで自分は一旦Wishbone Ashから離れたかな。その後のも何枚か買ったけど…ね。
さて、この「Wishbone Four」、改めて聞いているとそっか、自分は何がダメだったかがわかるから面白い。全曲ダメというワケじゃないけど掴みであるはずのオープニング曲からしてダメなのだ(笑)。まぁ、他もそうだけどアメリカナイズされつつある部分が出て来てて、そのヘンがどうにも違うんじゃね?って感覚だったワケ。曲によってはとっても英国らしく収まってるのもあって、そこはこの線の細いバンドの繊細な音に合うんだけど、ちょいとブリブリなのやろうとしたりホーンが入ったりすると「何で?」みたいになるし。だから曲を選ぶアルバムなんだが、繊細でWishbone Ashらしい、って思う曲の大半は暗いんで…、もっと戦慄するようなツインギターのハードロックが聞きたかったんだが…ってね。もっともそもそもそういうバンドじゃないってのに気付けないってのか…、求めてはいけないんですな。
てなことで、今回聴いててやっぱり同じ感想を思ったワケです。悪く書けば中途半端にグリグリしながら暗い曲だけは英国らしくてホント暗いし、旋律は良いのもたくさんあるけど生かせてない宙ぶらりんな作品。

遡り型でバンドのアルバムを聴く時、または集めていく時ってのはきっかけとなったアルバムがあって、その前後を漁るというパターンと最初から順に聴いていくというパターンがあった。メジャーな作品が多くないバンドは大抵その前後のアルバムから入っていくし、それなりに残っているバンドなんかは最初のアルバムから順に聴いていく感じが多かったかな。今となっては発掘音源もあったりするからそんな聴き方も大変になっている気がするけど、自分が70年代を漁る頃はまだそんなに大変じゃなくて、それぞれのバンドのアルバムリリース順にジャケットが思い浮かんだものだ。それでレコード屋で見つけたら買ってって並べていく。順番に買おうとするとチャンスを逃すから買っておいてあとで聞くって事も多かった。楽しかったなぁ〜。
Wishbone Ashの4枚目のアルバム「Wishbone Four」はそういう意味ではもちろん「Argus」から入って最初から順番に聞き直していったバンドの作品だ。まぁ、制覇しながらじゃないから好みが出てくるバンドで、ファーストの「Wishbone Ash」はなかなか気に入ったけどセカンド「Pilgrimage」はそこまではハマれなかった。「Argus」はもちろん何度も聴いた作品になったけど、この「Wishbone Four」は何かほとんど好みじゃなくて聴いた回数も少なかった気がする。この後の「Live Dates」は割と好きで聴いてたけど…、そこで自分は一旦Wishbone Ashから離れたかな。その後のも何枚か買ったけど…ね。
さて、この「Wishbone Four」、改めて聞いているとそっか、自分は何がダメだったかがわかるから面白い。全曲ダメというワケじゃないけど掴みであるはずのオープニング曲からしてダメなのだ(笑)。まぁ、他もそうだけどアメリカナイズされつつある部分が出て来てて、そのヘンがどうにも違うんじゃね?って感覚だったワケ。曲によってはとっても英国らしく収まってるのもあって、そこはこの線の細いバンドの繊細な音に合うんだけど、ちょいとブリブリなのやろうとしたりホーンが入ったりすると「何で?」みたいになるし。だから曲を選ぶアルバムなんだが、繊細でWishbone Ashらしい、って思う曲の大半は暗いんで…、もっと戦慄するようなツインギターのハードロックが聞きたかったんだが…ってね。もっともそもそもそういうバンドじゃないってのに気付けないってのか…、求めてはいけないんですな。
てなことで、今回聴いててやっぱり同じ感想を思ったワケです。悪く書けば中途半端にグリグリしながら暗い曲だけは英国らしくてホント暗いし、旋律は良いのもたくさんあるけど生かせてない宙ぶらりんな作品。
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