Tony Banks - A Curious Feeling
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Tony Banks - A Curious Feeling (1979)

ついでながらほぼ馴染みのなかったジェネシスメンバーソロ作品に手を出してみた。もちろんフィル・コリンズのハズはなくってトニー・バンクスですね。フィル・コリンズについてはどうにもロック的見地からの正当評価をすることが出来ないので、自分的には多分永久にNGでしょう(笑)。これはねぇ、また何かの機会に書くこともあると思うけど、ポール・マッカートニーと同じで顔がダメってのともちろん声ややってる器用さがダメってのが大きい。音楽界への貢献や彼自身の評判ってのは凄いしさすがですなぁ〜ってのあるけど、ロックリスナーなんて所詮好き嫌いですから、そんなモンです。
さてトニー・バンクスの初ソロアルバム「A Curious Feeling」は1979年にジェネシス活動休止時にリリースされていて、こちらはさすがにジェネシスのサウンドメイカーでもあるが故、ほぼ全てを自分で作り演奏しているという完全ソロアルバムに近いものに仕上がってて、それがまた陰鬱なジェネシス面を醸し出していて、忘れ去られてしまった歴史の彼方に有るピーガブ時代のジェネシスを彷彿させる音になってる。ここで驚いたのはドラムにチェスター・トンプソンはともかくながら、ボーカルにString Driven ThingにいたKim Beaconを採用したことか。世間的に見れば無名のボーカリストなんだろうけど、String Driven Thingの後期アルバムを飾っている人だからねぇ〜、ここで発見して自分的にはちょっと「おぉ?」ってなったのはポイント高いです。
楽曲はジェネシス的な編曲が多いってのあるけど、ここでのKim Beaconの歌がかなりピーガブ的にハマってて悪くないし、作品の質を上げているな。音の細さがちょっともったいないけどなるほど良い感じに仕上げてくれている。ジェネシスを支え続けてきた二人のメンバーはやっぱりこういう音が好き…と言うかジェネシスへの望郷をこういう形で表してくれているみたいだ。仕事的にはフィル・コリンズの方向性を継続していく必要があるけど、やっぱり自分たちはこういうのが好きなんだよ、みたいなさ。ある意味羨ましくもある形で、大人の考え方だけどリスナーもきちんとついてくるってかさ、そういう想いが大事で伝わっていかないといけないことだし。そんな事考えながら聴いてたけど軽くて聴きやすい(笑)。

ついでながらほぼ馴染みのなかったジェネシスメンバーソロ作品に手を出してみた。もちろんフィル・コリンズのハズはなくってトニー・バンクスですね。フィル・コリンズについてはどうにもロック的見地からの正当評価をすることが出来ないので、自分的には多分永久にNGでしょう(笑)。これはねぇ、また何かの機会に書くこともあると思うけど、ポール・マッカートニーと同じで顔がダメってのともちろん声ややってる器用さがダメってのが大きい。音楽界への貢献や彼自身の評判ってのは凄いしさすがですなぁ〜ってのあるけど、ロックリスナーなんて所詮好き嫌いですから、そんなモンです。
さてトニー・バンクスの初ソロアルバム「A Curious Feeling」は1979年にジェネシス活動休止時にリリースされていて、こちらはさすがにジェネシスのサウンドメイカーでもあるが故、ほぼ全てを自分で作り演奏しているという完全ソロアルバムに近いものに仕上がってて、それがまた陰鬱なジェネシス面を醸し出していて、忘れ去られてしまった歴史の彼方に有るピーガブ時代のジェネシスを彷彿させる音になってる。ここで驚いたのはドラムにチェスター・トンプソンはともかくながら、ボーカルにString Driven ThingにいたKim Beaconを採用したことか。世間的に見れば無名のボーカリストなんだろうけど、String Driven Thingの後期アルバムを飾っている人だからねぇ〜、ここで発見して自分的にはちょっと「おぉ?」ってなったのはポイント高いです。
楽曲はジェネシス的な編曲が多いってのあるけど、ここでのKim Beaconの歌がかなりピーガブ的にハマってて悪くないし、作品の質を上げているな。音の細さがちょっともったいないけどなるほど良い感じに仕上げてくれている。ジェネシスを支え続けてきた二人のメンバーはやっぱりこういう音が好き…と言うかジェネシスへの望郷をこういう形で表してくれているみたいだ。仕事的にはフィル・コリンズの方向性を継続していく必要があるけど、やっぱり自分たちはこういうのが好きなんだよ、みたいなさ。ある意味羨ましくもある形で、大人の考え方だけどリスナーもきちんとついてくるってかさ、そういう想いが大事で伝わっていかないといけないことだし。そんな事考えながら聴いてたけど軽くて聴きやすい(笑)。
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