Izzy Stradlin - 117゜
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Izzy Stradlin - 117゜(1998)

何時の時代になってもロックの系譜や人脈ってのは色々な繋がりを見せる所が面白いし、それこそルーツ漁りにもなるし新しい音楽ジャンルの世界への入り口にもなる。音楽は人が創るものだから、その人のセンスやクセ、個性的なメロディなどが基本的には見えてきたり分かってきたりする。その上で今度はその人のプレイや歌のクセ、お得意メロディやフレーズなんてのがあったりするので、その辺りまで抑えるとその人がどんな作品を出してきても、またどこかで手伝っていても何となく「このヘンだな」とか判ってしまうのだ。まぁ、そこまで一人の人を追いかけるのも大変なので、別にやる必要もないけどさ、話の前段の幅を広げていく、またはその人のルーツを漁る=どうしてそういう音を作れるようになったのか、みたいなのは漁っても良いんじゃないかな。
ジョージア・サテライツのセカンドギタリストの座にいたリック・リチャーズがジョージア・サテライツのダン・ベアードの次に選んだパートナーは何とも意外な事に元Guns'n Rosesのイジー・ストラドリンだった。そう、ガンズとジョージアが合体するワケよ。イジーの方はガンズのメインソングライターだったワケで、あんなの作ってた人とバリバリの土着系R&Rのギタリストが?みたいに思う部分あるんだけど、イジー・ストラドリンって人は実にシンプルなR&Rが得意な人で、それはもう最初の「Izzy Stradlin & Ju Ju Hounds」というアルバムを耳にした時にそう思った。んで1998年になってまたアルバム「117゜」をリリースしたのだが、そこでもリック・リチャーズは貢献していて、更にベースには元ガンズのダフが参加…、まぁ、この人は特に音楽性にこだわりがある人じゃないだろうからベースを無難に弾いているってだけだが、イジーの作る楽曲、そして出てくる音とメロディ、アレンジはバンドだろうけど、しっかりと土着的な、どっちかっつうとジョージア・サテライツ的な音になっている所が面白い。この人ハードロックな人じゃないんだよね。もっと音楽的にカントリーやレゲエやフォークなどなどと幅広い才能の持ち主でリラックスした音を届けてくれる。そこでのリック・リチャーズの貢献度は見事なもので、何とも心地良いプレイを要所要所でキメてくれているのでちょいと隠れた名盤です。
いつもの如く何度も何度も聞き直すアルバムじゃないし、そんなに思いを入れているアーティストでもないから聴いたまんまを書いているだけだけど、良質な音なのは見事だなぁ…、気軽にBGM的に流してたら心地良いだろうし、いつしか人生のBGMになる人もいるだろう。自分はこの人の最初のアルバム「117゜」とはバンドの練習スタジオの待合室のBGMで出会って、スタジオの兄ちゃんにコレ何?って聴いて知ったんだけど、最初イジー・ストラドリンって聞いた時はびっくりしたな。こんなのやる人なの?って。そしてクレジット見てたらリック・リチャーズだったのも驚いた。ロックの世界は面白い。

何時の時代になってもロックの系譜や人脈ってのは色々な繋がりを見せる所が面白いし、それこそルーツ漁りにもなるし新しい音楽ジャンルの世界への入り口にもなる。音楽は人が創るものだから、その人のセンスやクセ、個性的なメロディなどが基本的には見えてきたり分かってきたりする。その上で今度はその人のプレイや歌のクセ、お得意メロディやフレーズなんてのがあったりするので、その辺りまで抑えるとその人がどんな作品を出してきても、またどこかで手伝っていても何となく「このヘンだな」とか判ってしまうのだ。まぁ、そこまで一人の人を追いかけるのも大変なので、別にやる必要もないけどさ、話の前段の幅を広げていく、またはその人のルーツを漁る=どうしてそういう音を作れるようになったのか、みたいなのは漁っても良いんじゃないかな。
ジョージア・サテライツのセカンドギタリストの座にいたリック・リチャーズがジョージア・サテライツのダン・ベアードの次に選んだパートナーは何とも意外な事に元Guns'n Rosesのイジー・ストラドリンだった。そう、ガンズとジョージアが合体するワケよ。イジーの方はガンズのメインソングライターだったワケで、あんなの作ってた人とバリバリの土着系R&Rのギタリストが?みたいに思う部分あるんだけど、イジー・ストラドリンって人は実にシンプルなR&Rが得意な人で、それはもう最初の「Izzy Stradlin & Ju Ju Hounds」というアルバムを耳にした時にそう思った。んで1998年になってまたアルバム「117゜」をリリースしたのだが、そこでもリック・リチャーズは貢献していて、更にベースには元ガンズのダフが参加…、まぁ、この人は特に音楽性にこだわりがある人じゃないだろうからベースを無難に弾いているってだけだが、イジーの作る楽曲、そして出てくる音とメロディ、アレンジはバンドだろうけど、しっかりと土着的な、どっちかっつうとジョージア・サテライツ的な音になっている所が面白い。この人ハードロックな人じゃないんだよね。もっと音楽的にカントリーやレゲエやフォークなどなどと幅広い才能の持ち主でリラックスした音を届けてくれる。そこでのリック・リチャーズの貢献度は見事なもので、何とも心地良いプレイを要所要所でキメてくれているのでちょいと隠れた名盤です。
いつもの如く何度も何度も聞き直すアルバムじゃないし、そんなに思いを入れているアーティストでもないから聴いたまんまを書いているだけだけど、良質な音なのは見事だなぁ…、気軽にBGM的に流してたら心地良いだろうし、いつしか人生のBGMになる人もいるだろう。自分はこの人の最初のアルバム「117゜」とはバンドの練習スタジオの待合室のBGMで出会って、スタジオの兄ちゃんにコレ何?って聴いて知ったんだけど、最初イジー・ストラドリンって聞いた時はびっくりしたな。こんなのやる人なの?って。そしてクレジット見てたらリック・リチャーズだったのも驚いた。ロックの世界は面白い。
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