Bloodrock - Bloodrock
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Bloodrock - Bloodrock (1970)

音楽は時代と共に進化していくものだ、ってのはある程度の年代の幅の音を聴いていると明らかに分かってくる。70年代にぶっ飛ぶくらいのギターだと思ったVan Halenのギターだって今じゃ弾けても普通だし、それ以上になってくる。音楽そのものも粗野なロックからどんどんと多様化、ミクスチャー化して結局進化形を今でも作っている。70年代リバイバル的なのがあってもそれには必ず新しい要素が織り込まれた独特の音に仕上がっているバンドが残っていくワケで、そりゃ一瞬ならリバイバルだけでも売れるけど10年選手になってくるとそういうのは割と減ってくる。その辺が面白いところでもあるが…、ちょこっとサザンハードロック系に行ってみて時代の流れを感じたところ…それも80年前後までで、同じくテキサス出身のバンド。
Bloodrockというバンドの最初のアルバム「Bloodrock」が1970年にリリースされている。アルバム冒頭を聴く限りは割とグチャグチャなギターハードロックか?みたいな感じで、実はオルガンがかなりハードに響いているバンド。オルガンとギターが目立つカッコ良いハードロックで、ここのドラマーも良い感じに叩いてくれてる。Bloodrockのこのジャケット、そういえば昔良く見かけたなぁ〜と、その時は多分アメリカンロックコーナーは全く見なかったから興味無かったのを思い出した。もっともアメリカものでジャケットで惹かれるのはほど無いから、余計に手を伸ばさない。Sir Load Baltimoreほどじゃないが、手を出さなくてちょっと勿体無かったかな、と思うくらいのレベルにはある英国ハードロック寄りの音を出してて、これでテキサス出身かい?って驚きもある。ギターだけ聴いてると分からんでもないし、バンドの音自体は相当英国ハードロックです。パープルほどクラシカルには出来てないのは、意識してたんだろう。そんな印象。ある意味英国ハードロックとテキサスの大陸的な大らかさが同居したようなアルバムでもあって、それはそれで新たな境地な感もある。
しかしアメリカのバンドは上手いなぁ…、アルバムとしてキチンとまとまってるし力量もしっかりあるし、曲のセンスも多方面に聴かせる幅のあるのを並べているし、やっぱりレコード出すってのはこれくらいは最低限出来ないと、っていうレベルがあるから安心して聞くことが出来るのはある。しかし…、このオルガン結構病みつきになる音だな。バンドの音としてはガツンとインパクトありまくる迫力なサウンドじゃないけど、秀逸な曲が並ぶから楽しめる。割と重めの曲やっても重くならないのはアメリカらしい、か。

音楽は時代と共に進化していくものだ、ってのはある程度の年代の幅の音を聴いていると明らかに分かってくる。70年代にぶっ飛ぶくらいのギターだと思ったVan Halenのギターだって今じゃ弾けても普通だし、それ以上になってくる。音楽そのものも粗野なロックからどんどんと多様化、ミクスチャー化して結局進化形を今でも作っている。70年代リバイバル的なのがあってもそれには必ず新しい要素が織り込まれた独特の音に仕上がっているバンドが残っていくワケで、そりゃ一瞬ならリバイバルだけでも売れるけど10年選手になってくるとそういうのは割と減ってくる。その辺が面白いところでもあるが…、ちょこっとサザンハードロック系に行ってみて時代の流れを感じたところ…それも80年前後までで、同じくテキサス出身のバンド。
Bloodrockというバンドの最初のアルバム「Bloodrock」が1970年にリリースされている。アルバム冒頭を聴く限りは割とグチャグチャなギターハードロックか?みたいな感じで、実はオルガンがかなりハードに響いているバンド。オルガンとギターが目立つカッコ良いハードロックで、ここのドラマーも良い感じに叩いてくれてる。Bloodrockのこのジャケット、そういえば昔良く見かけたなぁ〜と、その時は多分アメリカンロックコーナーは全く見なかったから興味無かったのを思い出した。もっともアメリカものでジャケットで惹かれるのはほど無いから、余計に手を伸ばさない。Sir Load Baltimoreほどじゃないが、手を出さなくてちょっと勿体無かったかな、と思うくらいのレベルにはある英国ハードロック寄りの音を出してて、これでテキサス出身かい?って驚きもある。ギターだけ聴いてると分からんでもないし、バンドの音自体は相当英国ハードロックです。パープルほどクラシカルには出来てないのは、意識してたんだろう。そんな印象。ある意味英国ハードロックとテキサスの大陸的な大らかさが同居したようなアルバムでもあって、それはそれで新たな境地な感もある。
しかしアメリカのバンドは上手いなぁ…、アルバムとしてキチンとまとまってるし力量もしっかりあるし、曲のセンスも多方面に聴かせる幅のあるのを並べているし、やっぱりレコード出すってのはこれくらいは最低限出来ないと、っていうレベルがあるから安心して聞くことが出来るのはある。しかし…、このオルガン結構病みつきになる音だな。バンドの音としてはガツンとインパクトありまくる迫力なサウンドじゃないけど、秀逸な曲が並ぶから楽しめる。割と重めの曲やっても重くならないのはアメリカらしい、か。
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