Oasis - Standing On The Shoulder Of Giants

Oasis - ‪Standing On The Shoulder Of Giants‬ (2000)
スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ

 90年代ってなんであんなにロックが死んでた時代だったんだろう?ロックが病んでた時代とも言えるのだが、当時はやってる側も聴いてる側も作ってる側もそんなこと気付かずにひたすら頑張ってたって感はあるんだけどことごとく失敗、成功することはあまりなかった…、じゃあ何が成功してたんだ?となるとそれは概ねロックではなかったのかも。ブリットポップ勢がやや頑張ったくらいか。グランジは一瞬で死んでメタルも再生不可、大御所はとことん低迷期へ…みたいな。そこでも再結成劇や復活劇、メタルの多様化など兆しはたくさん出てきてたけど…みたいな印象。まぁ、どうだったんだろね。

 てな時代を生き抜いたOasisの4枚目のスタジオ・アルバム「‪Standing On The Shoulder Of Giants‬」なんてのを思い出したので聴いてみた。もちろん当時は自分では全然聴いてないアルバムです。自分では、ってのは…まぁ、女の子が好きで聴いてたのを脇で聴いてたくらいで、大して面白いとも思わなかったしなぁ…、これより前の作品群は割と良かった部分あったんだけど…、少なくとも「‪Standing On The Shoulder Of Giants‬」は当時はよくわからんかった。んで、今また聴いてるんだけど、とことんビートルズになりたがっているアルバムかな。それだけレベルが高い作品とも言えるんだが、そもそも最初期のOasisってバンドの音はもう具現化してしまったからこれから何してくんだ?どこに向かって行くんだ?ってのがこの頃からのOasisの命題になっちゃって、なかなか答えを見い出せないままに動いていたというような所かもしれない。だから以降も含めてまるで新しい事への挑戦はみあたらずOasisブランドと初期のOasisサウンドの模倣でバンド生命を繋いでいったようにも思える。実際は知らん。

 「‪Standing On The Shoulder Of Giants‬」を聴いててそういう感じに思ったのは多分アルバム全体で覇気が感じられないからだろうか?小細工は多数詰め込まれているしビートルズ的な作品にしたかったのか、そういう意図は節々で聴けるけど、バンドとしての勢いやロックとしてのステータスに勢いが感じられない。妙に巧くなっちゃったのかな〜、みたいなね。多分バンドを継続していく時にどのバンドも陥る倦怠期に入ったアルバムなんだろう、だから一般でも地味だと言われるし名盤扱いされることはない。そういうスタンスってリスナーにも見えちゃうもんなんだよねぇ…。

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