Jimi Hendrix - Miami Pop Festival
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Jimi Hendrix - Miami Pop Festival (2013)

ジミヘンの神通力って凄い。このロックビジネスの中で50年も鮮度を失わず売り続けている、そしてまだまだ新作と称される作品が出され続けるのだから恐れ入る。もはやオリジナルメンバーは誰も生き残っていないので、商売したい、すべき人?が自由に商売ネタを考えて収益を上げているワケだが、これからそういうのは増えてくるだろうから、イチイチその謎を紐解く必要もなく、ただただ出てくる貴重なソースを楽しむというスタンスで良いのかなと思うし、クラシックってのはそういうもんだろう。そしてロックもどんどんクラシック化していくと思うが、少なくとも陳腐化させるのは勘弁してほしいよな、と思う。それなりに価値のあるコンテンツとして存続させていってもらいたいね。
ジミヘンの新作ライブ「Miami Pop Festival」。もちろん新作ってもアレだが、でもね、これまでオフィシャルでは一度もきちんと出されたことのないライブアルバムで、エディ・クレイマーが今の時代にミックスして出してきたんだからそりゃ一応ソースは古いけど新作です。もちろんジミヘンのエクスペリエンスのライブは何もいじられていないからオリジナルなライブ音源をそのまま、生々しく聴けるから文句の出るハズもない。これがトリオか?ってくらいにうるさい音はさすがにエクスペリエンス。一番うるさいのはジミヘンのギターだけど、今回の「Miami Pop Festival」ではミッチ・ミッチェルのドラムがかなり分厚くミックスされてるので、これまでどうしてもちょいと軽めだけど手数が多いミッチ・ミッチェルという印象をちょいと重いイメージにしてくれている。それでももちろんこの人の手数の多さは半端じゃないなぁ~とシミジミ実感してしまう。ミッチとジミはホントに息が合ってるなと。
「Miami Pop Festival」って1968年5月28日のライブで、名盤「Electric Ladyland」のレコーディング最中だったりするけど、その頃ってノエル・レディングがかなりワガママになっちゃっててメンバーと仲悪くなってたらしい。ミッチとジミはそうでもなかっただろうと思うけどノエルが大変だったみたいで、それでいてこの音か、と。クリームの仲の悪さもバンドのテンションを上げてたが、こっちのも結構それに近いかも。ウッドストックやウィンターランドになるともうメンツ変わってるから多分この「Miami Pop Festival」辺りがノエル参加最後のライブに近いと思う。
ライブ聴いてると、慣れた曲ばかりでのライブだからかアレンジも結構いじりまくってて、こんな風に始まるワケ?とかもう曲として形を成していないんじゃないか?っつうくらいのセッションになってたり即興ジャム?みたいになってるのもあったり幾つもここでしか聴けないようなフレーズの塊が聴けるのが面白い。もうちょっとこの時期の音源を漁るのも良いかも。アングラモノで聴いてた時はこんなに長い時間分聴けなかったから今回のリリースで夜の部が全部聴けるのは嬉しかった。あまり記憶に残っていないライブだったけど、こうして聴くとかなりテンション高いライブで良い感じ。ジミヘンのベストライブって自分の中では大体決まってたけどその中に入るかな。うん、久々に熱気ムンムンで楽しみました。

ジミヘンの神通力って凄い。このロックビジネスの中で50年も鮮度を失わず売り続けている、そしてまだまだ新作と称される作品が出され続けるのだから恐れ入る。もはやオリジナルメンバーは誰も生き残っていないので、商売したい、すべき人?が自由に商売ネタを考えて収益を上げているワケだが、これからそういうのは増えてくるだろうから、イチイチその謎を紐解く必要もなく、ただただ出てくる貴重なソースを楽しむというスタンスで良いのかなと思うし、クラシックってのはそういうもんだろう。そしてロックもどんどんクラシック化していくと思うが、少なくとも陳腐化させるのは勘弁してほしいよな、と思う。それなりに価値のあるコンテンツとして存続させていってもらいたいね。
ジミヘンの新作ライブ「Miami Pop Festival」。もちろん新作ってもアレだが、でもね、これまでオフィシャルでは一度もきちんと出されたことのないライブアルバムで、エディ・クレイマーが今の時代にミックスして出してきたんだからそりゃ一応ソースは古いけど新作です。もちろんジミヘンのエクスペリエンスのライブは何もいじられていないからオリジナルなライブ音源をそのまま、生々しく聴けるから文句の出るハズもない。これがトリオか?ってくらいにうるさい音はさすがにエクスペリエンス。一番うるさいのはジミヘンのギターだけど、今回の「Miami Pop Festival」ではミッチ・ミッチェルのドラムがかなり分厚くミックスされてるので、これまでどうしてもちょいと軽めだけど手数が多いミッチ・ミッチェルという印象をちょいと重いイメージにしてくれている。それでももちろんこの人の手数の多さは半端じゃないなぁ~とシミジミ実感してしまう。ミッチとジミはホントに息が合ってるなと。
「Miami Pop Festival」って1968年5月28日のライブで、名盤「Electric Ladyland」のレコーディング最中だったりするけど、その頃ってノエル・レディングがかなりワガママになっちゃっててメンバーと仲悪くなってたらしい。ミッチとジミはそうでもなかっただろうと思うけどノエルが大変だったみたいで、それでいてこの音か、と。クリームの仲の悪さもバンドのテンションを上げてたが、こっちのも結構それに近いかも。ウッドストックやウィンターランドになるともうメンツ変わってるから多分この「Miami Pop Festival」辺りがノエル参加最後のライブに近いと思う。
ライブ聴いてると、慣れた曲ばかりでのライブだからかアレンジも結構いじりまくってて、こんな風に始まるワケ?とかもう曲として形を成していないんじゃないか?っつうくらいのセッションになってたり即興ジャム?みたいになってるのもあったり幾つもここでしか聴けないようなフレーズの塊が聴けるのが面白い。もうちょっとこの時期の音源を漁るのも良いかも。アングラモノで聴いてた時はこんなに長い時間分聴けなかったから今回のリリースで夜の部が全部聴けるのは嬉しかった。あまり記憶に残っていないライブだったけど、こうして聴くとかなりテンション高いライブで良い感じ。ジミヘンのベストライブって自分の中では大体決まってたけどその中に入るかな。うん、久々に熱気ムンムンで楽しみました。
Jimi Hendrix
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