Bad Company - Hard Rock Live
2 Comments
Bad Company - Hard Rock Live (2010)

ロックボーカリストの中でも本当に歌が上手いな〜って人はそんなに数多くはない。ミック・ジャガーが上手いかってぇともちろんそういうボーカリストなワケではなく、それでも世界一のバンドのボーカルだ。そういうもんだ。上手けりゃ成功するってんでもないのが人気商売の面白いところだろう、逆にヘタでも売れる事はあるが、それにしてもショウビジネスだからある程度は人前で披露される歌唱力に説得力は欲しいと思う。最近では口パクばかりになってきてそもそも何だ?ってのも多くなってるからこれからはもっともっと歌の上手いボーカリストってのは少なくなっていくと思うのだが、どうなんだろねぇ…業界が自分達で自分の首絞めてる気がするけどな。
2010年にリリースされたバッド・カンパニーの再結成劇の一幕を収めた「Hard Rock Live」。2008年の再結成時のハリウッドでのライブの模様が音と映像の両方でリリースされたアイテム。何と言ってもポール・ロジャースの現役感が圧倒的だったことから全盛期バッド・カンパニーのベストライブと言われてもおかしくないほどのライブの出来映え。一体何なんだ、このオヤジは?といつも思う。もうじき新作「ザ・ロイアル・セッションズ」という期待のアルバムをリリースすることになるポール・ロジャースだが、いつもいつも衰えることのないボーカル、そしてライブパフォーマンスを惜しげも無く披露してくれるので、そのプロフェッショナル精神には全く頭が下がるものだ。このライブも既に6年前になってしまい、キャリア総決算活動の一環になってしまった部分もあるが、それでもこれだけのベストパフォーマンスが見聞きできれば御の字だ。ちなみにこの後2010年にも再結成していくつかのライブアルバムがリリースされているので音源自体はいくつも聴けるという贅沢さが嬉しい。勢いは本作「Hard Rock Live」が一番かな〜と思うが。
ボズ・バレルが亡くなってしまってオリジナルメンバーでの再結成は実らなかったが、その分オリジナルメンバーに拘る必要もなくなり、結果ポール・ロジャースの当時のツアーバンドメンバーからベースとサイドギターを引っ張り込むことも出来て、結果的にはバンドの演奏がタイトに締まった部分は大きい。ミック・ラルフスもかなり限界に近かった時期だしね。だから音を聴いてるとギターが2本聞こえます。もちろんメインはミック・ラルフスだからバドカンのあの音の感じはそのままだけど、良い感じでツインギターによるサポートが有機的に働いているんで◯。そもそもシンプルでパワフルな楽曲が多いバドカンだけどこうしたベストライブになると初期の曲がやっぱり多くなるんだな。今となってはリリースの数年の違いなんて大した事ではないようにも思ってしまうが(笑)。

ロックボーカリストの中でも本当に歌が上手いな〜って人はそんなに数多くはない。ミック・ジャガーが上手いかってぇともちろんそういうボーカリストなワケではなく、それでも世界一のバンドのボーカルだ。そういうもんだ。上手けりゃ成功するってんでもないのが人気商売の面白いところだろう、逆にヘタでも売れる事はあるが、それにしてもショウビジネスだからある程度は人前で披露される歌唱力に説得力は欲しいと思う。最近では口パクばかりになってきてそもそも何だ?ってのも多くなってるからこれからはもっともっと歌の上手いボーカリストってのは少なくなっていくと思うのだが、どうなんだろねぇ…業界が自分達で自分の首絞めてる気がするけどな。
2010年にリリースされたバッド・カンパニーの再結成劇の一幕を収めた「Hard Rock Live」。2008年の再結成時のハリウッドでのライブの模様が音と映像の両方でリリースされたアイテム。何と言ってもポール・ロジャースの現役感が圧倒的だったことから全盛期バッド・カンパニーのベストライブと言われてもおかしくないほどのライブの出来映え。一体何なんだ、このオヤジは?といつも思う。もうじき新作「ザ・ロイアル・セッションズ」という期待のアルバムをリリースすることになるポール・ロジャースだが、いつもいつも衰えることのないボーカル、そしてライブパフォーマンスを惜しげも無く披露してくれるので、そのプロフェッショナル精神には全く頭が下がるものだ。このライブも既に6年前になってしまい、キャリア総決算活動の一環になってしまった部分もあるが、それでもこれだけのベストパフォーマンスが見聞きできれば御の字だ。ちなみにこの後2010年にも再結成していくつかのライブアルバムがリリースされているので音源自体はいくつも聴けるという贅沢さが嬉しい。勢いは本作「Hard Rock Live」が一番かな〜と思うが。
ボズ・バレルが亡くなってしまってオリジナルメンバーでの再結成は実らなかったが、その分オリジナルメンバーに拘る必要もなくなり、結果ポール・ロジャースの当時のツアーバンドメンバーからベースとサイドギターを引っ張り込むことも出来て、結果的にはバンドの演奏がタイトに締まった部分は大きい。ミック・ラルフスもかなり限界に近かった時期だしね。だから音を聴いてるとギターが2本聞こえます。もちろんメインはミック・ラルフスだからバドカンのあの音の感じはそのままだけど、良い感じでツインギターによるサポートが有機的に働いているんで◯。そもそもシンプルでパワフルな楽曲が多いバドカンだけどこうしたベストライブになると初期の曲がやっぱり多くなるんだな。今となってはリリースの数年の違いなんて大した事ではないようにも思ってしまうが(笑)。
- 関連記事
-
- Bad Company - Fame & Fortune
- Bad Company - Hard Rock Live
- Bad Company - Rough Diamonds