Albert Collins - Albert Collins & Barrelhouse Live
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Albert Collins - Albert Collins & Barrelhouse Live (1979)

ロックを聴き始めた頃、もちろんブルースの事なんか知らなかった。ロックってカッコ良いな、って思って何枚かアルバム聴いてはひたすらライナーノーツを熟読して本屋さんに行っては雑誌をひたすら立ち読みして(笑)、どうしてもって雑誌だけは買ってまた家で熟読して…それは多分多くがそれぞれのミュージシャンやギタリストがどういうルーツでそこに辿り着いたのかというようなインタビューがあったり記事があったり、また何とか特集みたいにまとめて同類のものが取り上げていたりした雑誌が多かった。十年以上もそれらを保存していたし、その後もスクラップして必要な所はまとめて保管してたしな。結局引越し時には捨てたけど、それはもう自分の肥やしにしっかり入っていたから資料としては要らないという判断。ブルースとの出会いってのはそんな中だった。もちろんジャニスとかジミヘンってのもあったし、クラプトンとかもあったんだけど、本当の意味で黒人ブルースって衝撃的だって実感したのはもしかしたらこの人かも。
アルバート・コリンズ。その時に聴いた衝撃的なアルバムは「フロストバイト」だったんだが、今回はその前のライブアルバム「Albert Collins & Barrelhouse Live」をチョイス。聴いてみてわかると思うけど、ものすごくロック寄り、ってかロックブルースです。ただこの人、サックスをフューチャーするのが好きなんでライブ盤だとモロにそれが出てきて実はロックとブルースとソウルとジャズの入り混じった音楽を奏でていたんだってことに気づく。どうにもどこもかしこもブルースメンとしてしか紹介されないからアルバート・コリンズのギターしか聴かない傾向にあるんだが、アーティストのアルバムとして聴くとブルースって話でもない。本人そういうのどうでも良かったみたいで好きにやれれば良かったって話らしいけど(笑)。BBキングなんかもブラスセクション付きブルースがメインだし、ブルースメンってのは基本ゴージャスでジャラジャラなスタイルが大好きだし、これは黒人ソウル系は皆そうだったみたいでEW&Fにしてもスライにしてもブルースにしてもとにかく派手というのが70年代。ブルースが地味だなんて思ってはいけなかったのだ。そもそもブルースが奴隷の音楽だから…ってのからはもう世代交代していた時代なのだ。
「Albert Collins & Barrelhouse Live」は1978年のオランダ?ドイツ?でのライブ…何かの前座とバックバンドを務めていた?時に録音されたもののようで、70年代終盤になってようやくアリゲーターと再契約したアルバート・コリンズはライブだけの叩き上げブルースメンで、多分幻のブルースメンとしてライブは盛り上がってたんじゃないだろうかなどと勝手に想像しちゃうよね。ロバート・クレイなんかはもっと若い頃に見て熱狂的ファンになってたってんだから凄い。んで、この「Albert Collins & Barrelhouse Live」を聴くとそりゃ熱いし濃いんだな。ブルースアルバムとして聴く必要はないだろうし、ファンキーなロックライブ・アルバムで、ギターの切れが見事というトコロだ。こんなのが毎晩繰り広げられてたら話題にもなるだろう。テレキャスに7カポでしかもチューニングは基本オープンFマイナー…自分にはどこで何の音が鳴るのか全く読めないギターを普通に操ってこの音だ。こんな音出せるのかテレキャス、しかもエフェクターなしだ。更にギターは右肩に掛けてるというどこを取っても変態的なプレイヤーでしかないがそれは後付の話、とにかく出音がカッコ良いんだから言うことなし。

ロックを聴き始めた頃、もちろんブルースの事なんか知らなかった。ロックってカッコ良いな、って思って何枚かアルバム聴いてはひたすらライナーノーツを熟読して本屋さんに行っては雑誌をひたすら立ち読みして(笑)、どうしてもって雑誌だけは買ってまた家で熟読して…それは多分多くがそれぞれのミュージシャンやギタリストがどういうルーツでそこに辿り着いたのかというようなインタビューがあったり記事があったり、また何とか特集みたいにまとめて同類のものが取り上げていたりした雑誌が多かった。十年以上もそれらを保存していたし、その後もスクラップして必要な所はまとめて保管してたしな。結局引越し時には捨てたけど、それはもう自分の肥やしにしっかり入っていたから資料としては要らないという判断。ブルースとの出会いってのはそんな中だった。もちろんジャニスとかジミヘンってのもあったし、クラプトンとかもあったんだけど、本当の意味で黒人ブルースって衝撃的だって実感したのはもしかしたらこの人かも。
アルバート・コリンズ。その時に聴いた衝撃的なアルバムは「フロストバイト」だったんだが、今回はその前のライブアルバム「Albert Collins & Barrelhouse Live」をチョイス。聴いてみてわかると思うけど、ものすごくロック寄り、ってかロックブルースです。ただこの人、サックスをフューチャーするのが好きなんでライブ盤だとモロにそれが出てきて実はロックとブルースとソウルとジャズの入り混じった音楽を奏でていたんだってことに気づく。どうにもどこもかしこもブルースメンとしてしか紹介されないからアルバート・コリンズのギターしか聴かない傾向にあるんだが、アーティストのアルバムとして聴くとブルースって話でもない。本人そういうのどうでも良かったみたいで好きにやれれば良かったって話らしいけど(笑)。BBキングなんかもブラスセクション付きブルースがメインだし、ブルースメンってのは基本ゴージャスでジャラジャラなスタイルが大好きだし、これは黒人ソウル系は皆そうだったみたいでEW&Fにしてもスライにしてもブルースにしてもとにかく派手というのが70年代。ブルースが地味だなんて思ってはいけなかったのだ。そもそもブルースが奴隷の音楽だから…ってのからはもう世代交代していた時代なのだ。
「Albert Collins & Barrelhouse Live」は1978年のオランダ?ドイツ?でのライブ…何かの前座とバックバンドを務めていた?時に録音されたもののようで、70年代終盤になってようやくアリゲーターと再契約したアルバート・コリンズはライブだけの叩き上げブルースメンで、多分幻のブルースメンとしてライブは盛り上がってたんじゃないだろうかなどと勝手に想像しちゃうよね。ロバート・クレイなんかはもっと若い頃に見て熱狂的ファンになってたってんだから凄い。んで、この「Albert Collins & Barrelhouse Live」を聴くとそりゃ熱いし濃いんだな。ブルースアルバムとして聴く必要はないだろうし、ファンキーなロックライブ・アルバムで、ギターの切れが見事というトコロだ。こんなのが毎晩繰り広げられてたら話題にもなるだろう。テレキャスに7カポでしかもチューニングは基本オープンFマイナー…自分にはどこで何の音が鳴るのか全く読めないギターを普通に操ってこの音だ。こんな音出せるのかテレキャス、しかもエフェクターなしだ。更にギターは右肩に掛けてるというどこを取っても変態的なプレイヤーでしかないがそれは後付の話、とにかく出音がカッコ良いんだから言うことなし。
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