Horslips - The Tain

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Horslips - The Tain (1973)
The Tain(紙ジャケット仕様)

 正月早々から何にするかなと考えてたんだが…、誰もが見て喜べるような有名なアルバムの方が2014年の一発目ってことで気合が入るか?と考えたり、そんなに意気込むこともなく自分の正月早々の気分をそのまま書けば?みたいなのもあったし…、結局は馬年…なんで午年って書くんだろ?ウシは丑年って書くし…午年ってウシじゃないの?って思っちゃいますよね(笑)。話逸れた…午年ってことで馬に肖ったモンでも聴くか…ってもメジャーな馬系のは粗方片付いてるからなぁ…とふとライブラリを見直してみれば何とも素晴らしく、そして2014年正月に相応しく、ウチのブログにも相応しい感じのがあった。

 1973年にリリースされたHorselipsのセカンド・アルバム「The Tain」です。馬の唇って意味で良いのかな、馬でしょ(笑)?何かさ、正月から気合入るジャケットじゃない?これだけ見たらどこのパンクバンドだ?くらいにしか見えないジャケットで硬派で大変良い感じ。そして中身は知らない人多いだろうと思うけど、ものすごく繊細なアイリッシュ旋律ばかりのコンセプトアルバム第一作。この後三部作として後2枚続くんだけど、そこまでまだ聴けてないのでまずはこのHorselipsとしてのセカンド・アルバム、コンセプトアルバムとしての一作目「The Tain」を楽しむ。何が楽しいってさ、思い切りアイルランドのフルートやらイーリアンパイプやらばかりでロックにそれを持ち込んだんじゃなくてアイリッシュな音にロックが入っているような感じ。インストが大半だけどそのインストが見事に情景を映しだしてくれるかのような繊細な音で自然さが心地良い。いくつか歌が入ってる曲もあって、それはフォークロック的ではあるけど割とエグめなギターが入ったりしてて不思議な感覚。そこにフィドルが絡むとかさ、何か使われてる楽器が違うから耳を引くサウンドがカラフルにあって楽しめる。何よりもそこにあるアイリッシュ気骨が見えるトコロが良いね、ヘンなロックバンドなんかより全然ガツンとしたトコあるよ。

 アイルランドってホントにこういうのが自然なんだろうな。先日もNightwishの新作見てたんだけどそこにもToroy Donocklyって人がイーリアンパイプで参加してて、ま、この人は英国人なんだけどアイリッシュに近いのかな、アイリッシュな旋律担当で普通にこういうのをロックに持ち込んで効果を出してて、凄いななんての思ってたばかりだし。アイルランドの深さはなかなか計り知れない。「Ferdie' Song」ってのが7曲目にあるんだけど、イントロのギターの音なんてリチャード・トンプソンそのものだよ、って感じ。とするとリチャード・トンプソンもこれまた…ってな話だけどこのヘンの国境を超えた音楽的な融合性ってのは面白いものだ。ケルトと英国…うん、やっぱこのヘンは深いです。そしてHorselipsの「The Tain」、期待以上に楽しめたのが良かった。良い正月を♪

Happy to Meet, Sorry to Part
Horslips
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フレ
Posted byフレ

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