Camel - Snow Goose: Re-Recorded Edition

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Camel - Snow Goose: Re-Recorded Edition (2013)
Snow Goose: Re-Recorded Edition

 2013年最後のブログ記事は何にしようかな、とかあったけど何となくいつもの流れのまま聴いてるものをそのまま書いてみるかと。ちょっと起伏を付けて書いてもよかったんだが、考えるの面倒になったからそのままです(笑)。毎年の事ながら年末はブログのアクセス数が結構減るので皆さん色々と忙しいのでしょう、だから故さほど気を入れなくても良いって言うのもあるかな。2013年は…そうだなぁ、毎年色々なことが起こるし周囲の環境も変わるし自分の好みも変わるし新しい音にも出会えるし楽しいモンです。音楽的な発見としてはサイケ/ドゥームの女性ボーカル版がムーブメントとして結構出てきて色々と懐かしい音が聞けたのは面白かった。それといくつかの再発リマスターボーナス系…あまりにも過剰過ぎるボーナストラック、ディスクではあるけどやっぱ楽しめるしね。新作系はNightwish最強(笑)。

 2013年秋にリリースされたCamelの「Snow Goose: Re-Recorded Edition」、そう1975年の名盤「Snow Goose」の再録音アルバムってことで、他のバンドもこういうのやってくれると面白いんだがなぁと感じる次第。ただ、一方では同じもん同じような音でやったの聴いて何が楽しい?数回聴いてオシマイだろ、というのも事実。難しいな。ただ、その数回とかアルバムリリースされる前までの楽しみ、ワクワク感ってのは知ってる作品だから故に高ぶってくるのも事実。不思議なもんだ(笑)。この「Snow Goose: Re-Recorded Edition」もさ、リリースされるのはちょいと前に何かで見た気がするけど忘れてた。アンディ・ラティマーが復帰したからライブやるよ、ってなのをどっかで見て、そっか、って言うのもあったが…。んで、たまたまアマゾンチェックで気づいたので聴いてみたというトコロ。

 そうかぁ、こうなるのかぁ…ってかほとんど変わらずに音が新しくなってる。時代を経た分音が綺麗になっちゃってるからあの時代の空気はもちろん詰め込まれていない。だからと言って2013年の空気が詰め込まれているとは思えないので、やっぱり70年代は特別だったんです。それにしてもここまで同じアルバムのまま再録音って…ただ、悪くないんで「Snow Goose」聴くならどっちにしようかな…2013年版にしとくか、という贅沢なチョイスによる聴き方は出来るね。もう音楽ってのも供給過多だからひとつの知ってる音を何種類も聴ける方が好まれるかもしれない。リマスターとかリミックスじゃなくて再録だもんな、別モノだからオリジナルに負けてない演奏だったら全然OKでしょ。そしてこれ、オリジナルに負けてないからさ。

 ピーター・バーデンスもいなくなっちゃったんだよなぁ、とふと思い出した。アンディ・ラティマーもガンだったみたいだからどこまで復活していられるかわからないけど、そういうのもあって一気に攻勢かけてるのかも、そしてそれが音楽演奏する際の気概になってるのかも。わかんないけど、今のそのCamelのスタンスを楽しむのが一番でしょう。甘く硬く、そして美しく滑らかに鳴るアンディ・ラティマーのギタープレイは心休まります。

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フレ
Posted byフレ

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