Jeff Beck Group - Rough and Ready
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Jeff Beck Group - Rough and Ready (1971)

昔のロックは色気と活気と熱気とヤバさがあった。今は多分そういうののある程度は死んだと思う。成熟してしまったんだな、ロックってのが。そういう認識に至ったのは割と最近だけど、自分自身はその成熟の中にいるので何ら困ることも残念になることもなく、相変わらず楽しめる…と言うか楽しみ続けていくのはこの世代あたりまで、みたいなのあるな。細かい話は置いといて今でもロックは続いているしバンども出てくるからそれはそれで進化するだろうと。ただ、70年代を筆頭とするロックってのは終わってるな、と(笑)。
デヴィッド・ボウイって1973年のジギー時代の解散ライブの最後の最後でジェフ・ベック呼んで2曲プレイしてたんだよ、映画リリース時にはカットされてるけどさ、この二人もあんまり接点無さそうなのにどっかであったんだろうなぁ、それがロック。んで、ちょっと強引にジェフ・ベックに話を持っていくかと(笑)。いや、ただ単にジェフ・ベックの「Rough and Ready」を聴いてたらすげぇかっこいい〜!って事にようやく気づいたからです。そもそも自分はジェフ・ベックに対して奥手で…ってか理解を示すのがかなり遅かったのでほとんど通ってなかったんです。若い頃はわからなかったしその後もそんなに聴くこともなく通ってきたから90年代末頃からの復活劇あたりから色々と聴き始めたっても過言じゃないくらい奥手ですからね。最初期だけは聴いてたけどだから?ってくらい。んでもね、それが余計に面白かったりする。まだまだ楽しめるロックあるんだよ、って。
1971年の第二期ジェフ・ベック・グループの最初のアルバム「Rough and Ready」は、冒頭の音が鳴った瞬間からものすごい違和感(笑)。何だこの本格的な黒さは?ドラム叩いてるのコージーだろ?みたいなさ、何か本格的に黒いんだけどジェフ・ベックのギターってそこに染まってないの。でも曲やリズムにはもちろんマッチしてて浮遊してるから凄くてさ、カッコ良いんだよ。だから当時からジェフ・ベック好きなギターキッズが多かったのか…とかようやく理解するワケ。ハイレベルだったんだよなぁ、多分。そりゃさ、つまんねぇのもあるけどやっぱ凄い。性格が無茶苦茶じゃなきゃもっともっと成功してた人だろうなとか勝手に思ったり。アルバムやバンドの来歴はアレコレ語り尽くされてるようなお話だけど、それでもこの「Rough and Ready」というアルバムの濃さはギターキッズの教科書ですな。もちろん自分なんかは今から弾けやしません、多分。
いや〜、何つうの、オリジナリティ溢れる音だよ。革新者、正に。よくこんだけ自分がやろうと思う音楽の音を出せていると思う。ギターだけが目立つわけじゃなくてバンドのアルバムとして目立つ、そしてギターはギターで更に目立つ、でもそれぞれの楽器がきちんと目立つ、そしてもちろん上手い。やっぱもっともっとベック聴かないとダメだ…聴こうっ!

昔のロックは色気と活気と熱気とヤバさがあった。今は多分そういうののある程度は死んだと思う。成熟してしまったんだな、ロックってのが。そういう認識に至ったのは割と最近だけど、自分自身はその成熟の中にいるので何ら困ることも残念になることもなく、相変わらず楽しめる…と言うか楽しみ続けていくのはこの世代あたりまで、みたいなのあるな。細かい話は置いといて今でもロックは続いているしバンども出てくるからそれはそれで進化するだろうと。ただ、70年代を筆頭とするロックってのは終わってるな、と(笑)。
デヴィッド・ボウイって1973年のジギー時代の解散ライブの最後の最後でジェフ・ベック呼んで2曲プレイしてたんだよ、映画リリース時にはカットされてるけどさ、この二人もあんまり接点無さそうなのにどっかであったんだろうなぁ、それがロック。んで、ちょっと強引にジェフ・ベックに話を持っていくかと(笑)。いや、ただ単にジェフ・ベックの「Rough and Ready」を聴いてたらすげぇかっこいい〜!って事にようやく気づいたからです。そもそも自分はジェフ・ベックに対して奥手で…ってか理解を示すのがかなり遅かったのでほとんど通ってなかったんです。若い頃はわからなかったしその後もそんなに聴くこともなく通ってきたから90年代末頃からの復活劇あたりから色々と聴き始めたっても過言じゃないくらい奥手ですからね。最初期だけは聴いてたけどだから?ってくらい。んでもね、それが余計に面白かったりする。まだまだ楽しめるロックあるんだよ、って。
1971年の第二期ジェフ・ベック・グループの最初のアルバム「Rough and Ready」は、冒頭の音が鳴った瞬間からものすごい違和感(笑)。何だこの本格的な黒さは?ドラム叩いてるのコージーだろ?みたいなさ、何か本格的に黒いんだけどジェフ・ベックのギターってそこに染まってないの。でも曲やリズムにはもちろんマッチしてて浮遊してるから凄くてさ、カッコ良いんだよ。だから当時からジェフ・ベック好きなギターキッズが多かったのか…とかようやく理解するワケ。ハイレベルだったんだよなぁ、多分。そりゃさ、つまんねぇのもあるけどやっぱ凄い。性格が無茶苦茶じゃなきゃもっともっと成功してた人だろうなとか勝手に思ったり。アルバムやバンドの来歴はアレコレ語り尽くされてるようなお話だけど、それでもこの「Rough and Ready」というアルバムの濃さはギターキッズの教科書ですな。もちろん自分なんかは今から弾けやしません、多分。
いや〜、何つうの、オリジナリティ溢れる音だよ。革新者、正に。よくこんだけ自分がやろうと思う音楽の音を出せていると思う。ギターだけが目立つわけじゃなくてバンドのアルバムとして目立つ、そしてギターはギターで更に目立つ、でもそれぞれの楽器がきちんと目立つ、そしてもちろん上手い。やっぱもっともっとベック聴かないとダメだ…聴こうっ!
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