Light Bringer - Scenes of Infinity

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Light Bringer - Scenes of Infinity (2013)
Scenes of Infinity

 そういえば書いてなかったな…と思い出したアルバムがあった。リリース時ドタバタあって面倒だったんでほったらかしてたけど割と聴いてた。ホントは一刻も早くブログに挙げたかったけど邦楽ってどうしても日本のバンドだからアーティスト含め関係者も検索で引っ掛けてウチの適当な記事を読んだりする事もあって、まぁ、直接ヘンな話はそんなに多くないけどホントの事書いちゃうとヤバい事もあってさ。だからできるだけパスしてるんだが、良いものは良いで書きまくりましょうね、やっぱり。

 Light Bringerの今のところ新作「Scenes of Infinity」でメンバー固定されたのかな?それもどうか知らないが、いずれにしても毎回とんでもないアルバムをリリースしてくれるのでそういう意味ではバンドメンバーがどうのとかにこだわらず秀逸な音楽ユニットとして聴いていれば良いかという視線になってる。そして聴いてみれば相変わらず凄いです。ここの所、北欧メタルもんばかり聴いてて、随分耳がそっちに行っている状態だったが、そのままこの「Scenes of Infinity」を聴いてみると、実は北欧モノよりも高品質高品位ハイレベルなアルバムが聴けたりする。そりゃお国柄が違うから音の詰め込みとか作り方とか全然違うけど、何ら負けてないクォリティがここにあるってのは見事。Nightwishの前座辺りでやったらかなりウケるんじゃないか?と思うし。そんな事はあり得ないだろうけど、インディーズだかメジャーだかの境目でウダウダやってるのはホント勿体無いバンドです。

 アルバムはどれも強烈な楽曲ばかり…ばかりでもないけど、やっぱりFuki嬢の歌声って聴くと身が引き締まる。冒頭から詰め込みまくった音に負けずにあの声が出てくるからうわぁ〜ってなるもん。何なんだこの歌のパワーは…と。曲そのものが良いとか悪いとかってレベル以前に圧倒される。何度か聴いて慣れるとようやくバックの音や細かい音が聞こえてくるけど、そうすると今度はその緻密さと変態的なまでの凝り具合とテクニックにまた開いた口が塞がらない。そこまで聞いてから改めて全体的に聴いて、ようやくアルバムのそれぞれの楽曲のメロディや音、曲調などが見えてきて良いとかつまらん曲の判別が付くけど、既にそこまで聴いてるからつまらん曲ってのにはならないし。好きじゃないってのは出て来るけど、それもつまらんワケじゃないという。すげぇな、これ。もっともっと化けると良いが、そもそもライブ活動やってるのか?って話。アグレッシブに打って出るってのはあまり無さそうだし、そのヘンが世界のバンドと違うところで、日本独特の、って言うか。

Scenes of Infinity(初回限定盤)(DVD付)
LIGHT BRINGER
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フレ
Posted byフレ

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