Nick Drake - Five Leaves Left
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Nick Drake - Five Leaves Left (1969)

トラッドフォーク系のレコードって探しにくかった。レコード屋行っても大抵英国ロック系とか探してるワケで、レア盤屋さんに行っても英国モノは割とあるんだけどトラッドフォーク系となるとコーナーが少々あるか?くらいしかないトコもあって、そんなモンだし、フォーク系ばかり集めていたレコード屋ってあったんだろうけど、自分は行かなかったかなぁ…、神保町辺りに何とかって珍盤屋があって、そこは色々置いてあったなぁ…と記憶しているくらい。自分の知識も深くなかったのもあってあまり記憶にないが、多分行くところに行けばあったのだろう。おかげでジャケットだけ覚えてるけど、っていうアルバムもたくさんある。
1969年のニック・ドレイクのデビュー・アルバム「Five Leaves Left」は聴いてみたい人の作品のひとつだった。そりゃもちろんアチコチで話題になってたからって程じゃないけど、何となくアングラ的な世界でカリスマ…ってか若くして亡くなってしまった不世出のシンガーみたいな風潮があったからかな、聴いてみたかった。でもさ、全然無いワケ。で、いつものように忘れ去っていた人ですな。今の時代DLでもYouTubeでもCDでも簡単に手に入るんだからラクな時代です。それにしても本作「Five Leaves Left」ってのはデラックス・エディションまでリリースされてしまう程のアイテムになっていてちょいとびっくりだ…。
聴きながらのお話だけど、何て繊細でシュールでソフトなアルバムなんだろ…。オープニングの曲でこそちょっとだけ明るくてリチャード・トンプソンのギターが鳴っているので、おぉ、これは|って思ったけど、その辺が出て来ない楽曲辺りだともう…繊細で繊細で…、こんなに弱々しいアルバムもそうそうないんじゃないか?ってくらいで聴いてて辛い…。ただ、コレ、芸術肌の人には凄く染みるだろうなぁ…と思う。ってか聴いてちゃいけないんじゃないかってくらいに胸に刺さる。ジョン・レノンの刺さり方とはまた異なる、弱さに同調しちゃう繊細さと言うか…、ハマる人が多いのわかる。よくこんな人がミュージシャンなんかになっちゃったもんだと。極端に言うならばシド・バレットの2歩手前くらいにいる人なんじゃないだろうか?

トラッドフォーク系のレコードって探しにくかった。レコード屋行っても大抵英国ロック系とか探してるワケで、レア盤屋さんに行っても英国モノは割とあるんだけどトラッドフォーク系となるとコーナーが少々あるか?くらいしかないトコもあって、そんなモンだし、フォーク系ばかり集めていたレコード屋ってあったんだろうけど、自分は行かなかったかなぁ…、神保町辺りに何とかって珍盤屋があって、そこは色々置いてあったなぁ…と記憶しているくらい。自分の知識も深くなかったのもあってあまり記憶にないが、多分行くところに行けばあったのだろう。おかげでジャケットだけ覚えてるけど、っていうアルバムもたくさんある。
1969年のニック・ドレイクのデビュー・アルバム「Five Leaves Left」は聴いてみたい人の作品のひとつだった。そりゃもちろんアチコチで話題になってたからって程じゃないけど、何となくアングラ的な世界でカリスマ…ってか若くして亡くなってしまった不世出のシンガーみたいな風潮があったからかな、聴いてみたかった。でもさ、全然無いワケ。で、いつものように忘れ去っていた人ですな。今の時代DLでもYouTubeでもCDでも簡単に手に入るんだからラクな時代です。それにしても本作「Five Leaves Left」ってのはデラックス・エディションまでリリースされてしまう程のアイテムになっていてちょいとびっくりだ…。
聴きながらのお話だけど、何て繊細でシュールでソフトなアルバムなんだろ…。オープニングの曲でこそちょっとだけ明るくてリチャード・トンプソンのギターが鳴っているので、おぉ、これは|って思ったけど、その辺が出て来ない楽曲辺りだともう…繊細で繊細で…、こんなに弱々しいアルバムもそうそうないんじゃないか?ってくらいで聴いてて辛い…。ただ、コレ、芸術肌の人には凄く染みるだろうなぁ…と思う。ってか聴いてちゃいけないんじゃないかってくらいに胸に刺さる。ジョン・レノンの刺さり方とはまた異なる、弱さに同調しちゃう繊細さと言うか…、ハマる人が多いのわかる。よくこんな人がミュージシャンなんかになっちゃったもんだと。極端に言うならばシド・バレットの2歩手前くらいにいる人なんじゃないだろうか?
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