John Renbourn - John Renbourn
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John Renbourn - John Renbourn (1965)

バート・ヤンシュと言えばジョン・レンボーンと相場が決まってくるのはこの世界を見慣れた人だけだろうか。そもそもソロで活動していた二人が新たにペンタングルというバンドを組んでシーンに出直すと言うのもこの時期珍しいことだったろうと思うが、それほど新たなバンドには魅力を感じたんだろうと思えばペンタングルのやってた事もきちんと聴き直してみないといけないよなとも思う。まだまだ深いロック道だった…いや、フォークの迷宮のラビリンスかもしれない。まだ入り口にも差し掛かってないのにそんな状態(笑)。
バート・ヤンシュからやや遅れて1965年にファースト・アルバム「John Renbourn」をリリースしたジョン・レンボーンだが、もちろんその才能も技術も既にプロの領域にあったワケで何ら問題なくすんなりとレコーディングしている…どころか既に自身の方向性やその他のトラッド系のギターとは異なっていることをはっきりと明確に示しているのはさすがだ。バート・ヤンシュとあれだけ一緒にやっていながら影響を受けていないと言うか似たギタープレイにはなっていかないってのは見事。どちらかの力量に差があれば自ずと引っ張られてしまったであろう世界な気がするので、本作でしっかりと個性を発揮しているところは面白いな〜と。何が?って言われると結構困るんだけどさ、こっちのが洗練されてるんです。バート・ヤンシュのは泥臭いんです。故にバート・ヤンシュの方がロック的で、ジョン・レンボーンの方がデイヴィー・グレアム風に近いか。わかんないよな(笑)。
まぁ、音を聴いてみれば良いんだけど一般にはまるで面白くないです、多分。ポップさもないしディランほどのキャッチーさもないし曲が良いとかメロディが…という世界でもないから。ただ新しい視点でのギタープレイに惹かれる人はいると思うけど一応歌ってる曲も幾つもあってポピュラーミュージック的なものにはなってる。ただ、別に歌がどうってもんじゃないけどね。ギターの方も凄いんだけどバート・ヤンシュみたいにエグさはないから綺麗に鳴ってる雰囲気。もちろん実際に綺麗なワケじゃなくてグリグリしてるのはそこかしこで聴けるから引っ張られるが、ただ、古楽をやってたこともあるからかルーツが明らかに違うもんな〜ってのはわかる。このヘン深くて書き切れないんですが…。

バート・ヤンシュと言えばジョン・レンボーンと相場が決まってくるのはこの世界を見慣れた人だけだろうか。そもそもソロで活動していた二人が新たにペンタングルというバンドを組んでシーンに出直すと言うのもこの時期珍しいことだったろうと思うが、それほど新たなバンドには魅力を感じたんだろうと思えばペンタングルのやってた事もきちんと聴き直してみないといけないよなとも思う。まだまだ深いロック道だった…いや、フォークの迷宮のラビリンスかもしれない。まだ入り口にも差し掛かってないのにそんな状態(笑)。
バート・ヤンシュからやや遅れて1965年にファースト・アルバム「John Renbourn」をリリースしたジョン・レンボーンだが、もちろんその才能も技術も既にプロの領域にあったワケで何ら問題なくすんなりとレコーディングしている…どころか既に自身の方向性やその他のトラッド系のギターとは異なっていることをはっきりと明確に示しているのはさすがだ。バート・ヤンシュとあれだけ一緒にやっていながら影響を受けていないと言うか似たギタープレイにはなっていかないってのは見事。どちらかの力量に差があれば自ずと引っ張られてしまったであろう世界な気がするので、本作でしっかりと個性を発揮しているところは面白いな〜と。何が?って言われると結構困るんだけどさ、こっちのが洗練されてるんです。バート・ヤンシュのは泥臭いんです。故にバート・ヤンシュの方がロック的で、ジョン・レンボーンの方がデイヴィー・グレアム風に近いか。わかんないよな(笑)。
まぁ、音を聴いてみれば良いんだけど一般にはまるで面白くないです、多分。ポップさもないしディランほどのキャッチーさもないし曲が良いとかメロディが…という世界でもないから。ただ新しい視点でのギタープレイに惹かれる人はいると思うけど一応歌ってる曲も幾つもあってポピュラーミュージック的なものにはなってる。ただ、別に歌がどうってもんじゃないけどね。ギターの方も凄いんだけどバート・ヤンシュみたいにエグさはないから綺麗に鳴ってる雰囲気。もちろん実際に綺麗なワケじゃなくてグリグリしてるのはそこかしこで聴けるから引っ張られるが、ただ、古楽をやってたこともあるからかルーツが明らかに違うもんな〜ってのはわかる。このヘン深くて書き切れないんですが…。
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