The Electric Light Orchestra - ELO 2

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The Electric Light Orchestra - Elo 2 (1973)
Elo 2

 ある才能が新たな才能と出会う、そして意気投合して二人が協調して飛躍的な音楽を作り出す、しかし大抵それは短い間の蜜月にしかならず、すぐに反作用してしまうことが多い。典型的なのはビートルズなのだろうけど、他にもそんなバンドはいくつもある。実は天才が一人いて優れたプレイヤーが集まっているバンドの方が長くロックしていられるし、飛び抜けた才能ではなくてお互いが補わないと成り立たない程度の才能の持ち主同士ならこれもまた上手くいくようだ。大御所と呼ばれるバンドの多くをこの図式に当てはめてみればなるほど、その通りかと頷けるんじゃないかな。今思い付いたお話だけどさ(笑)。

 1973年リリースのThe Electric Light Orchestraのセカンド・アルバム「Elo 2」は早くももう一つの才能だったロイ・ウッドが離脱してしまってから出来上がったアルバムで、言うならばジェフ・リンの才能が発揮されまくったアルバムというワケだが、察するにビートルズ好き過ぎてロイ・ウッドはどこかイヤになっちゃったんじゃないだろうか(笑)。お家騒動的なお話は今となっては逸話でしかなく、あんまり深く意味を考える必要もないくらい時間が経ってしまっているので小話として知っていれば良い程度だと思っているが、残されたジェフ・リンとしては結構プレッシャーあったのかもしれないな。

 「Elo 2」は見事にストリングス…弦楽器を使いまくったアルバムで、時代的にはプログレッシブ・ロックとも思われがちだけど、どっちかっつうと日本で言えば歌謡曲のバックってストリングスの多いオーケストラだったりするじゃない?それと同じで荘厳な弦楽器が鳴ってるけどそれh全て歌とアレンジを引き立たせるものであって小難しいクラシックのような演奏を聴かせるためじゃない、すなわちプログレッシブな要素はあまりなくって、思想と言うかそういう方向性はプログレだけど音楽性は弦楽器なポップス…ってわからんな(笑)。まぁ、楽曲はそれぞれ長い時間になっているので思想はプログレだろうけどさ。「Roll Over Beethoven」なんてベートーベンの「運命」そのものから始まるという面白さ、英国的ユーモアたっぷりで大変心地良い。そんな面白さを出せるバンドって今時だとなかなかないしね、時代の勝利だな。

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フレ
Posted byフレ

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