Juicy Lucy - Get A Whiff A This
0 Comments
Juicy Lucy - Get A Whiff A This (1971)

良い音に出会えた時って単純に嬉しい。今時の出会い方かどうかはともかく、どうあれ好みの音に出会えたってのはこれからの楽しみも増えるし、幅も広がる。ライブラリを眺めているだけではどうも満足しきれないってのが日常で、どんだけ色々なものを手に入れて聴いてても何故か他のものを知りたくなる…もちろんあるものを聴いて好きになることも多いんだけど、そもそも好きなもの買ってるんじゃないのか?ってのはあるが(笑)。それはともかく、昔から持っててそのまま、ってのを再度聴いて楽しむ、好きじゃないか、これ、ってのを発見するという訳の分からんこともよく起こり得ていて、単純に切り捨ててはいけないものもあるってお話です。
1971年にリリースされたJuicy Lucyの3枚目のアルバム「Get A Whiff A This 」は正にそんな感じで、音としては好みだったけどどうにもパッとしないところがあって以前はなんとなく聴いてそのままになっていたもの。Juicy Lucyってバンドそのものもそうだけど圧倒的にB級感漂うワケですが…、その実メンツ的にはホワイトスネイクに入るミッキー・ムーディがギターを弾いてるし、歌はテンペストに行くポール・ウィリアムスなワケです。ま、他の面々もそれなりに英国ロック史では来歴の深い方々なので書けば良いのかもしれんけど、それはともかく、この面々が若い頃に一緒にやってたバンドがJuicy Lucyってので、「Get A Whiff A This 」はかなり傑作の部類に入る英国スワンプブルースハードロックアルバムなんじゃないかと。
ソウル的ってのはボーカルスタイルのお話で、要するにソウルフルに歌が上手いって事。ただ、ギターはかなりテクニック的に音楽的で、二人いるからか結構遊び要素が多くて小ワウ効かせたり効果音的なリフレインを弾いていたりオブリも細かに入ってたり、ペダルスティール弾いてたりと忙しい。カラフルに彩っているトコロはアルバムを飽きさせなくしているね。そして曲そのものは「渋い」かな。テンペスト的ってのもあったり技巧に走ってると感じるのもあるしストレートなロックもある。迫力と言えばそこらのバンドには負けてないし、それでいてチャレンジも多いから良い。前進して洗練されて行ってるバンドで、「Get A Whiff A This 」ではかなりクォリティが高くなっているのでもうちょっと売れていれば英国バンドのひとつの顔になっただろうに…ってトコロだが、そこがちょいとダメだった。でもかなり面白くてつう好みなバンドです。

良い音に出会えた時って単純に嬉しい。今時の出会い方かどうかはともかく、どうあれ好みの音に出会えたってのはこれからの楽しみも増えるし、幅も広がる。ライブラリを眺めているだけではどうも満足しきれないってのが日常で、どんだけ色々なものを手に入れて聴いてても何故か他のものを知りたくなる…もちろんあるものを聴いて好きになることも多いんだけど、そもそも好きなもの買ってるんじゃないのか?ってのはあるが(笑)。それはともかく、昔から持っててそのまま、ってのを再度聴いて楽しむ、好きじゃないか、これ、ってのを発見するという訳の分からんこともよく起こり得ていて、単純に切り捨ててはいけないものもあるってお話です。
1971年にリリースされたJuicy Lucyの3枚目のアルバム「Get A Whiff A This 」は正にそんな感じで、音としては好みだったけどどうにもパッとしないところがあって以前はなんとなく聴いてそのままになっていたもの。Juicy Lucyってバンドそのものもそうだけど圧倒的にB級感漂うワケですが…、その実メンツ的にはホワイトスネイクに入るミッキー・ムーディがギターを弾いてるし、歌はテンペストに行くポール・ウィリアムスなワケです。ま、他の面々もそれなりに英国ロック史では来歴の深い方々なので書けば良いのかもしれんけど、それはともかく、この面々が若い頃に一緒にやってたバンドがJuicy Lucyってので、「Get A Whiff A This 」はかなり傑作の部類に入る英国スワンプブルースハードロックアルバムなんじゃないかと。
ソウル的ってのはボーカルスタイルのお話で、要するにソウルフルに歌が上手いって事。ただ、ギターはかなりテクニック的に音楽的で、二人いるからか結構遊び要素が多くて小ワウ効かせたり効果音的なリフレインを弾いていたりオブリも細かに入ってたり、ペダルスティール弾いてたりと忙しい。カラフルに彩っているトコロはアルバムを飽きさせなくしているね。そして曲そのものは「渋い」かな。テンペスト的ってのもあったり技巧に走ってると感じるのもあるしストレートなロックもある。迫力と言えばそこらのバンドには負けてないし、それでいてチャレンジも多いから良い。前進して洗練されて行ってるバンドで、「Get A Whiff A This 」ではかなりクォリティが高くなっているのでもうちょっと売れていれば英国バンドのひとつの顔になっただろうに…ってトコロだが、そこがちょいとダメだった。でもかなり面白くてつう好みなバンドです。
- 関連記事
-
- The Masters Apprentices - Choice Cuts
- Juicy Lucy - Get A Whiff A This
- Juicy Lucy - Lie Back & Enjoy It