The Pentangle - The Pentangle
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The Pentangle - The Pentangle (1968)

ガツンとした音ってのはロックに限らないんだが、結局それはロックとして聴いているってことがある。意味分からんことをいきなり書いてしまっているが(笑)、簡単に言えばフォークでもジャズでもソウルでもロック的にガツンってくるの、あるでしょ?そういう事ですな。それがない、ってなるとちょいとアレだが…、いや、あるんだよ、そういうの。歌しか歌ってないのにロックじゃないか、これ、とかさ。んで、ここのトコロフォーク聴いてたからガツンっての聞きたいな〜と思ってロックで〜と思ったんだけど、そういえばとんでもなくガツンと来るフォークってあったな…と。ロックってのか何だかよくわかんないけどヘヴィなんですよ。
1968年にリリースされたLed Zeppelinの…じゃなくてPentangleのファーストアルバム「The Pentangle 」です。Led Zeppelinの〜なんて書いたのは、聴いたことある人ならわかると思うけど全くLed Zeppelin的な音なんですよね、これ。もちろんアコースティックギターと女性ボーカルのバンドなのでああいうガツンじゃないんだけど、Led Zeppelinのアコースティックサイドを更に強烈にマニアックに仕立てていくとこうなっただろうってな音…まぁ、事実は逆なのだが、今じゃそう書いた方がわかりやすかろう。ジミー・ペイジがPentangleのギタリストのバート・ヤンシュを師と仰いでパクリまくったことは有名な話だろう。それはこの「The Pentangle 」を聴くとよくわかるかもしれない。何といってもアプローチがLed Zeppelinのあのヘンの音と同じ質感で、歌メロですらロバート・プラントと酷似していると言っても良いだろうし、ベースのアプローチにしてもアコースティックだけどとてもとてもそんな枠に収まらないしね。相棒のギタリストジョン・レンボーンだってそりゃもうね繊細で美しいアプローチを聴かせてくれるのでこの対比がまた素晴らしくてね。
そんな技巧論から入ってしまったけど、不思議なことにPentangleというバンドは…と言うかこの「The Pentangle 」というアルバムに関して言えば、トラッドフォークバンドではない。アコースティックロックバンドと言って良いだろうよ。ブルースやジャズやトラッドやラグタイムなどなどというカテゴライズが似合わない、唯一無二の音世界、ただ自分が言えるのはLed Zeppelinのアコースティックサイドを更に深めた音の原点という感じって書き方になる。ジャッキー・マクシーの歌が綺麗なので聴きやすくなってるけど、楽器陣営だけ聴いているととんでもなく重い。アコースティックなのに重い。バート・ヤンシュのギターはアコースティックの概念をぶっ飛ばすような音色を出しているし、対するジョン・レンボーンはここまで綺麗な音が出るかというくらいのもの、ベースにしてもロック的だ。ビートは英国フォーク的なので全体観としてはアコースティックなバンドとして語られるが、いやはやとんでもない音のアルバム。ロックなんて軽い軽い…(笑)。

ガツンとした音ってのはロックに限らないんだが、結局それはロックとして聴いているってことがある。意味分からんことをいきなり書いてしまっているが(笑)、簡単に言えばフォークでもジャズでもソウルでもロック的にガツンってくるの、あるでしょ?そういう事ですな。それがない、ってなるとちょいとアレだが…、いや、あるんだよ、そういうの。歌しか歌ってないのにロックじゃないか、これ、とかさ。んで、ここのトコロフォーク聴いてたからガツンっての聞きたいな〜と思ってロックで〜と思ったんだけど、そういえばとんでもなくガツンと来るフォークってあったな…と。ロックってのか何だかよくわかんないけどヘヴィなんですよ。
1968年にリリースされたLed Zeppelinの…じゃなくてPentangleのファーストアルバム「The Pentangle 」です。Led Zeppelinの〜なんて書いたのは、聴いたことある人ならわかると思うけど全くLed Zeppelin的な音なんですよね、これ。もちろんアコースティックギターと女性ボーカルのバンドなのでああいうガツンじゃないんだけど、Led Zeppelinのアコースティックサイドを更に強烈にマニアックに仕立てていくとこうなっただろうってな音…まぁ、事実は逆なのだが、今じゃそう書いた方がわかりやすかろう。ジミー・ペイジがPentangleのギタリストのバート・ヤンシュを師と仰いでパクリまくったことは有名な話だろう。それはこの「The Pentangle 」を聴くとよくわかるかもしれない。何といってもアプローチがLed Zeppelinのあのヘンの音と同じ質感で、歌メロですらロバート・プラントと酷似していると言っても良いだろうし、ベースのアプローチにしてもアコースティックだけどとてもとてもそんな枠に収まらないしね。相棒のギタリストジョン・レンボーンだってそりゃもうね繊細で美しいアプローチを聴かせてくれるのでこの対比がまた素晴らしくてね。
そんな技巧論から入ってしまったけど、不思議なことにPentangleというバンドは…と言うかこの「The Pentangle 」というアルバムに関して言えば、トラッドフォークバンドではない。アコースティックロックバンドと言って良いだろうよ。ブルースやジャズやトラッドやラグタイムなどなどというカテゴライズが似合わない、唯一無二の音世界、ただ自分が言えるのはLed Zeppelinのアコースティックサイドを更に深めた音の原点という感じって書き方になる。ジャッキー・マクシーの歌が綺麗なので聴きやすくなってるけど、楽器陣営だけ聴いているととんでもなく重い。アコースティックなのに重い。バート・ヤンシュのギターはアコースティックの概念をぶっ飛ばすような音色を出しているし、対するジョン・レンボーンはここまで綺麗な音が出るかというくらいのもの、ベースにしてもロック的だ。ビートは英国フォーク的なので全体観としてはアコースティックなバンドとして語られるが、いやはやとんでもない音のアルバム。ロックなんて軽い軽い…(笑)。
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